Blu-spec CD2
1911〜13年に書かれたこの交響曲第2番は8本のホルンや打楽器を含む巨大編成で、3つの楽章がモットー主題で結びつけられ、ナイーヴな抒情性・和声の繊細な変化が美しく、さらに変奏曲形式の第2楽章はスケルツォとトリオが内包される個性的な構成。1914年の初演を担い、作曲者自身のほか様々な名匠とともにこの曲を演奏してきたウィーン・フィルが、巨匠セミヨン・ビシュコフと2015年に集中的に取り上げて絶賛を博した時の記録。カップリングはやはりウィーンと所縁の深いR.シュトラウスが1923年に書いた歌劇「インテルメッツォ」の間奏曲「炉端のまどろみ」。 (C)RS