オールマン・ブラザーズ・バンドが2度目の解散をしたあとに発表された、10年振りとなるソロとしては5枚目の作品。38スペシャルをヒットさせたロドニー・ミルズがプロデューサーを務め、オールマンズでも一緒だったトーラー兄弟らが参加したグレッグ・オールマン自らのバンドでの録音となった。オールマン・ブラザーズ・バンドの懐かしい曲の再演を収めてはいるものの、1980年代を意識したAOR的な路線のサウンドがこの作品の特徴になっている。グレッグのヴォーカルの持ち味を活かしたブルージーなナンバーも収録されており、そのバラエティさが楽しめる内容に仕上がった。1987年作品。 (C)RS