Blu-spec CD2
30代の新進気鋭の指揮者として世界中で活躍していた小澤征爾が名門・ロンドン交響楽団を指揮したチャイコフスキーのコンチェルト集。ハイフェッツの弟子として知られ、数多くの名盤を残したエリック・フリードマン(1939-2004)とのヴァイオリン協奏曲。『ニューヨーク・タイムズ』紙が<巨匠ヴァイオリニスト。誰にでもフリードマンと判る、個性的なスタイルで演奏する名手>と絶賛する逸材だが、その卓越した技巧と甘美な音色で美しく奏で上げている。もう1曲は、20世紀アメリカを代表する名ピアニスト、ジョン・ブラウニング(1933-2003)とのピアノ協奏曲第1番。卓越した超絶技巧と繊細な美音で知られるブラウニングだが、スケール大きい雄大な名曲を見事に弾き切っている。 (C)RS