極HiFiCD
20世紀のヴァイオリン界が生んだ巨匠、ダヴィッド・オイストラフ。第二次世界大戦以後、世界的な脚光を浴びて、1950年代には日本にもやってきて、大きなセンセーションを巻き起こしました。独奏者としてだけではなく、室内楽奏者や指揮者としても活躍し、総合的な音楽家として大きな尊敬を集めたのです。このアルバムは、1959年にオイストラフがアメリカを訪れた際に録音されたもので、ヴァイオリン協奏曲の古今の名品2題が選ばれています。協奏曲指揮者としても名声を博したオーマンディ/フィラデルフィアの華麗なバックもあいまって、これらの曲の決定的名演となっています。 (C)RS