極HiFiCD
パーヴォ・ヤルヴィとNHK交響楽団による録音プロジェクトの第1弾となった記念碑的なアルバム。N響に刻み込まれてきたドイツ本流の演奏伝統・重厚なソノリティ、そして現在のN響が獲得している“アメリカのメジャー・オーケストラに匹敵するほどの”(パーヴォ・ヤルヴィ言)卓越した機能美や色彩感。その全てをフルに生かすことのできるレパートリーとして選ばれたのが、20世紀を代表するオーケストラ曲、リヒャルト・シュトラウスの交響詩チクルス。2015年2月、パーヴォの緻密なかつ大胆な解釈のもと、対抗配置にしたN響の持つ底力と凄みが発揮された白熱のサントリーホール定期をDSDテクノロジーで余すところなく収録。空前のコンビの実力を遺憾なく発揮した名演です。 (C)RS