Blu-spec CD2
今欧米の主要歌劇場を席巻するソプラノ、レイチェル・ウィリス=ソレンセンのニューアルバムは、リヒャルト・シュトラウス最晩年の澄み切った境地を反映させたかのような名歌曲集「4つの最後の歌」と、最後のオペラ「カプリッチョ」の最終場面を収録。美しくクリーミーな歌声、緻密なディクションと抜群の表現力ゆえに、シュトラウス作品の完璧な解釈者とも呼ばれるウィリス=ソレンセンの真価を発揮したアルバムで、この2曲の組み合わせは過去のシュヴァルツコップやトモワ=シントウの名盤を彷彿とさせるもの。「メランコリックでリリカルな音楽に、暗く深い個性的な音色を加えた歌唱は、輝かしくも儚げな響きがルネ・フレミングの歌唱を思い起こさせる」(フランス・オリックス)と絶賛されています。共演は何とアンドリス・ネルソンス指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団で、歌劇場での豊富な経験を持ち歌手の呼吸を知り尽くしたネルソンスならではの絶妙な伴奏、名門ゲヴァントハウス管の豊かなソノリティが極上の花を添えています。 (C)RS