R−15
愛は身勝手。 ――鈴木亮平と宮沢氷魚が紡ぐ、「愛の献身」 人気コラムニストが綴った、生涯唯一の自伝的小説、映画化
【INTRODUCTION】
与えることで満たされてゆく、この愛は身勝手ですか?
原作は数々の名コラムを世に送り出してきた高山真の自伝的小説『エゴイスト』。
人の心の澱を深く抉る作品で知られる松永大司監督が、ドキュメンタリータッチの映像で、
登場人物たちの間に流れる親密な温度感や、愛ゆえに生まれる葛藤を繊細に伝える。
主人公の浩輔を演じるのはストイックさと深い洞察力で数々のキャラクターに命を吹き込んできた鈴木亮平。
本作では強さと脆さを同居させた生々しい演技で新たな境地を開拓した。
浩輔の恋人である龍太役には話題作への出演が続く宮沢氷魚。
その透明感あふれる儚い佇まいが愛を注がれる純粋な青年というキャラクターに説得力を与えている。
また、龍太の母、妙子役の阿川佐和子は、主人公の人生観に影響を与える
キーパーソンともいうべき人物をナチュラルかつ圧倒的な存在感で演じている。
すべての人に愛を問いかける感動のヒューマンドラマは、
公開に先立って行われた東京国際映画祭でも高い評価を得た。
第35回東京国際映画祭コンペティション部門作品。
★通常版:DVD 1枚組
【特典内容】
▽DVD
◆本予告
【商品仕様】
2023年/日本/カラー /映倫審査区分:R−15
■本編:画面サイズ…アメリカン・ビスタ(1:1.85)
▽DVD
■層…片面2層
■尺…本編:約120分
■サウンド、音声…DOLBY DIGITAL、ステレオ2.0ch
【CAST】
鈴木亮平 宮沢氷魚
中村優子 和田庵 ドリアン・ロロブリジーダ / 柄本明
阿川佐和子
【STAFF】
原作:高山真「エゴイスト」(小学館刊)
監督・脚本:松永大司
脚本:狗飼恭子 / 音楽:世武裕子
企画・プロデューサー:明石直弓 / プロデューサー:横山蘭平 紀嘉久 / ラインプロデューサー:和氣俊之
撮影:池田直矢 / 照明:舘野秀樹 / サウンドデザイン:石坂紘行 / 録音:弥栄裕樹 小牧将人
美術・装飾:佐藤希 / 編集:早野亮 / LGBTQ+inclusive director:ミヤタ廉
スタイリスト:篠塚奈美 / ヘアメイクデザイン:宮田靖士 / ヘアメイク:山田みずき 久慈拓路
助監督:松下洋平 / 制作担当:阿部史嗣
制作プロダクション:ROBOT / 製作幹事・配給:東京テアトル
製作:「エゴイスト」製作委員会(東京テアトル/日活/ライツキューブ/ROBOT)
【STORY】
14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分を隠して鬱屈とした思春期を過ごした浩輔。
今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、
仕事が終われば気の置けない友人たちと気ままな時間を過ごしている。
そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。
惹かれ合った2人は、時に龍太の母も交えながら満ち足りた時間を重ねていく。
亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。
しかし彼らの前に突然、思いもよらない運命が押し寄せる――
(c)2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会