この上なく美しく繊細な梯剛之の奏でる音色!!ショパンのピアノ協奏曲を弦楽四重奏版で収録。
2017年、2018年の2年にわたって開催された梯剛之のショパンのピアノ協奏曲2篇のライヴ盤。
共演は気鋭のメンバーによる2011年結成のクァルテット・セレシアでバルトミエジュ・コミネによる弦楽四重奏版です。
梯が最も大切にしている作曲家であるショパン。2000年に開催されたショパン国際コンクールではワルシャワ市長賞を受賞するなどショパンの演奏には定評があり、バラード全曲をおさめたディスク(SONARE 1023)ではレコード芸術特選盤他、高い評価を得ました。気品に満ちた梯のショパン。流麗な音色は聴き手の心に温かく届きます。
「梯剛之の芯のしっかりした音は、万華鏡のように多彩である。梯のピアニズムがショパンの音楽に見事に溶け込んで、まるでその時代の作曲家に成り代わって演奏しているような錯覚を覚える。」(野平多美 ライナーノーツより)