ロック史上最も重要なバンドの一つ「ザ・バンド」の結成から解散までを追ったドキュメンタリー作品
★ザ・バンドとしてのデビュー・アルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」リリースから55周年を記念してBlu−ray化が実現!
★日本版Blu−rayだけの特典として、DVDには収録されなかった
「ピーター・バラカンと萩原健太による音声解説」を収録!
「ザ・バンド」を愛するお二方によるディープかつウィットに富んだトークは、
まるで上質なラジオ音楽番組を映像付きで楽しめるような趣向に仕上がること請け合い。
★Blu−ray版のみの封入特典としてブックレットを制作。
芸能界屈指のロック通、俳優 嶋政宏の書き下ろし寄稿文を掲載!
■ザ・バンドの中心メンバー、ロビー・ロバートソンが語る伝説のバンドの誕生と栄光、解散
…2016年、ザ・バンドの中心メンバーだったロビー・ロバートソンが、その人生を振り返った
「ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春」(日本ではDU BOOKS刊)を出版した。
そして、本の出版から3年後に待望の映画化が実現。
『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』は19年のトロント映画祭で大きな拍手を持って迎えられた。
本では軽快な筆致を見せていたロバートソンが、今度は自身の声で過去のさまざまな出来事を振り返る。
カナダのモホークの族居留地で過ごした少年時代。
10代の時に音楽の道を志す決意をして、ロカビリー歌手、ロニー・ホーキンスのバンド、ホークスに加入する。
そして、60年代半ばのボブ・ディランのバックバンドとしてのツアーの思い出。
68年のアルバム・デビュー後に得た名声。
やがてバンド内に不穏な空気が流れ始め、5人はそれぞれの道を選択する。
音楽界に大きな影響を与え、今も人々の記憶に深く刻み込まれている“唯一無二”のバンド。
彼らの誕生と栄光、伝説の「ラスト・ワルツ」の解散コンサートまで、
その数奇な軌跡をロバートソンが自らの言葉で語りつくす。
すべての音楽ファンに捧げられた感動的なドキュメンタリーが遂に完成した。
2023年8月9日、長い闘病生活の末、家族に囲まれて息を引き取る。享年80歳。
■音楽界の超大物たちのインタビュー、当時の数々の貴重な映像が満載!
…ザ・バンドを敬愛するミュージシャンは多く、
新しい音楽をクリエイトしてきた大物ミュージシャンたちが特別ゲストとして登場。
これ以上の顔ぶれはちょっと考えられないほど、贅沢な出演陣となっている。
若き日にザ・バンドの初アルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」を聴いて
ショックを受けた、と語るのが、ボスの愛称で知られるアメリカン・ロックの雄、ブルース・スプリングスティーン。
一方、“ギターの神様”、エリック・クラプトンは彼らの音にほれ込み、
ウッドストックに出向いて、グループへの加入を切望したことを告白する。
他にもソウルフルな歌声で知られるヴァン・モリソン、ザ・ビートルズの元メンバー、故ジョージ・ハリソン、
知性派ミュージシャンのピーター・ガブリエル、ベテラン・ブルースマンのタジ・マハール等、
音楽界の重鎮たちが次々に顔を見せ、ザ・バンドのオリジナルな魅力を振り返る。
また、若き日のスプリングスティーンやクラプトンの写真も使われ、
ロックが革命的だった60〜70年代の記憶も鮮やかによみがえる。
■製作総指揮はマーティン・スコセッシ監督、ロン・ハワード率いるイマジン・エンタテインメントが製作!
…今回で製作総指揮を担当しているのが、
ザ・バンドの解散コンサートをとらえた傑作『ラスト・ワルツ』のマーティン・スコセッシ監督。
彼はコメンテイターとしても出演している。
ロックに深い見識を持つ彼は原作となった自伝を「追憶と驚異の書」と呼び、絶賛している。
映画には『ラスト・ワルツ』の映像もドラマティックに登場し、バンド解散前の危うい状況が見る人の胸を打つ。
監督はカナダのドキュメンタリー畑の出身で、製作時に26歳だったダニエル・ロアー。
彼は両親の影響でザ・バンドの音楽に興味を持ち、
10代の時に『ラスト・ワルツ』に出会って、彼らのミュージシャン魂にほれ込んだという。
若い世代が撮ることで、映画に新鮮で、みずみずしい感覚が生まれている。
また、製作会社としてかかわっているのが、ロン・ハワード率いるイマジン・エンタテインメント。
近年はドキュメンタリー作りにも力を入れており、ハワード自身も音楽ドキュメンタリーを監督している。
アメリカ映画界のベテランたちと若いカナダの新鋭監督が組むことで世代を超えて心に響く作品となっている。
【特典映像】(※予定)
◆オリジナル予告編、日本版予告編2種(ロング、ショート)
【音声特典】(※予定)
◆ピーター・バラカン、萩原健太による音声解説。
【封入特典】(※予定)
◆ブックレット(12ページ)
【商品仕様】
▼Blu−ray仕様
2019年/カナダ、アメリカ作品/カラー、モノクロ
/1枚組/約101分/1層
/画面…16:9LBビスタサイズ
/音声
…5.1chサラウンドDTS−HD Master Audio(本編)
…DTS−HD Master Audio 2.0(音声解説)
/字幕…日本語字幕
※商品の仕様・特典および収録内容等は、予告なく変更となる場合がございます。
【CAST】
■ザ・バンド
…ロビー・ロバートソン
…リック・ダンコ
…リヴォン・ヘルム
…ガース・ハドソン
…リチャード・マニュエル
■その他の出演
…マーティン・スコセッシ
…ボブ・ディラン
…ブルース・スプリングスティーン
…エリック・クラプトン
…ロニー・ホーキンス
…ヴァン・モリソン
…ピーター・ガブリエル
…タジ・マハール
…ジョージ・ハリスン
【STAFF】
■監督:ダニエル・ロアー
■製作総指揮:マーティン・スコセッシ、ロン・ハワード
■原案:「ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春」(ロビー・ロバートソン著、奥田祐士訳、DU BOOKS刊)
【STORY】
音楽も仲間も心から愛していた
1976年11月25日、サンフランシスコ、ウィンターランド・ボールルーム。
激動の70年代後半に、一つのバンドがその活動に終止符を打った。
彼らの名は「ザ・バンド」。
ボブ・ディランをはじめ音楽史に偉大な足跡を残したミュージシャンたちから尊敬される
ロック史上、最も重要なバンドの一つである。
本作はギターのロビー・ロバートソンが2016年に綴った自伝を元に、
バンドの誕生からボブ・ディランとの出会い、彼のバックバンドとして回ったツアー、
ウッドストックの“ビッグ・ピンク”でのレコーディングの日々の中で生まれた美しい兄弟の絆、
その後に訪れる乗り越えがたい軋轢、そして伝説的解散ライブ「ラスト・ワルツ」まで
才能、幸運、苦悩、狂気が横溢する創造の旅路を追ったドキュメンタリー。
制作年: | 2019 |
制作国: | カナダ、アメリカ |
ディスクタイプ: | 片面1層 |
色彩: | 一部モノクロ |
映像サイズ: | シネマスコープ、16:9 |
映像特典: | オリジナル予告編/日本版予告編(ロング、ショート)/ピーター・バラカン、萩原健太による音声解説 |
その他特典: | ブックレット |
音声仕様: | 5.1chサラウンド(DTS-HD Master Audio、日本語字幕) |
(c)Robbie Documentary Productions Inc.2019