隠れ名曲「YOUNG AND CAREFREE」収録、ソロ名義の傑作が復刻!
緑の美しいジャケットが印象的な本作は、ゲイリー・ルイスがソロ名義でリリースした名盤だ。
ソフトロック基調のM-1,3,8,9を筆頭にM-5,10にはジャック・ニッチェ経由のウォール・オブ・サウンドが鎮座と、
彼自身のキャリア後期の最高傑作が誕生。白眉は流れるようなメロディが美しいM-12。
山下達郎のオンエア・リストでもおなじみの名バラードは、あの夏の日の幻を鮮やかに思い出させてくれる。
ボーナス曲には同年(1967年)発売の「NEW DIRECTIONS」(GARY LEWIS & THE PLAYBOYS名義)を全曲収録。
後期ならではの洗練した楽曲が魅力の名盤、M-13,14,21,23での確かな職人芸は壮年期のニック・デカロの仕業。
解説:丸芽志悟