日本を代表するベーシスト金子健が、2年ぶりとなる新作を発表。“Ken’s Trio Plus”というこの新たなユニットは、未来を奏でるミュージシャンが集い、エネルギーの波動を共有し、躍動感あふれるアルバムを完成させた。リーダー金子健(bass)は1964年生まれの活動歴36年のベテラン、そしてメンバー魚返明未(piano)が1991年生まれ、山崎隼(drums)と金子礼(sax)は2001年生まれ、平田晃一(guitar)は2002年生まれ、という今最も注目すべき若手俊英揃いである。このバンドの特徴はリーダー金子健が、選曲から編曲まで全てを担い、演奏の中では彼らが放出するエネルギーを最大限に生かす一人のベーシストとしての姿が浮き彫りとなる。その思考がこのアルバムタイトル「Insights Filed」(エネルギー領域の洞察)に繋がっているのである。トリオからクインテットまで様々な編成で歌い上げ、メンバーひとりひとりの“美音”が堪能できる、豪華な作品となっている。 (C)RS