初回限定盤/DVD付/金曜販売開始商品
半世紀を超えるハード・ロックの伝説が、遂に最終章を迎える!
1968年にイギリスで結成。
ディープ・パープルはハード・ロックの生けるレジェンドとして神格化されてきた。
「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「ハイウェイ・スター」「紫の炎」などの名曲は、世代と国境を超えて愛されてきた。
彼らは無数のフォロワーを生み、そのDNAは世界のロック界に散りばめられている。
イアン・ギラン(ヴォーカル)が熱いシャウトを聴かせ、スティーヴ・モーズ(ギター)とドン・エイリー(キーボード)が卓越したテクニックを披露。
唯一のオリジナル・メンバーであるイアン・ペイス(ドラムス)がスウィング感あふれるビートを叩き出し、
ロジャー・グローヴァー(ベース)がタイトなベースラインを奏でる。
バンド史上最長となったラインアップによる新作は、その軌跡の集大成と呼ぶに相応しいものだ。
前作『インフィニット』(2017)がドイツなど各国のヒット・チャートで1位を獲得。
“ロング・グッドバイ・ツアー”と題された大規模なワールド・ツアーは向かう先々で大反響を呼び、2018年10月に行われた日本公演も記憶に新しい。
これが最後のアルバムとツアーでは?...と噂されたが、
バンドのあまりの絶好調ぶりと創造性の昂ぶりに、急遽“もう1枚”の新作スタジオ・アルバムが制作されることになった。
「限界を設けず、創造性を解き放った。バンド全員が笑みを浮かべる要素がすべて詰め込まれている」とギタリストのスティーヴ・モーズが語る本作。
1曲目「スロウ・マイ・ボーンズ」からラスト「ダンシング・イン・マイ・スリープ」まで、
ハード・ロックの様式とインストゥルメンタル・バトルの一触即発のスリル、そしてディープ・パープルの唯一無二のアイデンティティが漲っている。
本作のビッグ・サプライズは、1968年のファースト・アルバム『ハッシュ』の1曲目を飾ったインストゥルメンタル曲「アンド・ジ・アドレス」が再演されていることだ。
偉大なるバンドの軌跡へのトリビュートであり、ジョン・ロードとリッチー・ブラックモアという、
もはやバンドにいないプレイヤー達(リッチーは1993年に脱退、ジョンは2012年に逝去)への敬意を込めて、現メンバーがプレイしている。
アルバムのプロデュースは、ボブ・エズリンが手がけている。
アリス・クーパー『悪夢へようこそ』(1975)やピンク・フロイド『ザ・ウォール』(1979)などで知られ、
ディープ・パープルとは『ナウ・ホワット?!』(2013)、 『インフィニット』(2017)に続いて3作目の作業となる。
壮大なスケール感、そして5人の実力を解き放つ迫力の展開で、彼はバンドの音楽性をさらに刺激的なものにしている。
「ディープ・パープルは何も計画を立てずに50年やってきた。でも、最後の幕引きぐらいはきっちりやってもいいかと考えている」とイアン・ギランは語る。
かつて「ハイウェイ・スター」で「誰も俺の車を追い越せない」と宣言したディープ・パープルだが、
最後のアルバム・タイトルがスピード感を表す擬音“WHOOSH!”というのも暗示的だ。
『WHOOSH!』は、ディープ・パープルがフルスピードで突っ走ってきた半世紀のセレブレーションである。
【メンバー】
イアン・ギラン(ヴォーカル)
スティーヴ・モーズ(ギター)
ロジャー・グローヴァー(ベース)
イアン・ペイス(ドラムス)
ドン・エイリー(キーボード)
【DVD収録内容】
・ライヴ・アット・ヘルフェスト2017 (未発表音源)
01. タイム・フォー・ベドラム
02. ファイアボール
03. ブラッドサッカー
04. ストレンジ・ウーマン
05. アンコモン・マン
06. ザ・サプライジング
07. レイジー
08. バーズ・オブ・ブレイ
09. ヘル・トゥ・プレイ
10. キーボード・ソロ
11. パーフェクト・ストレンジャーズ
12. スペース・トラッキン
13. スモーク・オン・ザ・ウォーター
14. ピーター・ガン/ハッシュ
15. ブラック・ナイト
・ロジャー・グローヴァー・アンド・ボブ・エズリン・イン・カンヴァセーション
(1時間に及ぶミキシング時のトーク収録/ロンドンにて撮影)
神話終結。半世紀を超えるハード・ロックの伝説が、遂に終章を迎える。第21作目となるニュー・アルバムで、ディープ・パープルは“永遠”となった。 (C)RS