8歳から吹奏楽部でサクソフォンを始め、権威あるコンクールで数々の賞を受賞。東京藝術大学在学中からプロとしてキャリアを積み、鮮烈なCDデビューを果たす。ソリストとしては、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団他、国内のほとんどのオーケストラと共演。並行してサクソフォ ン四重奏“The Rev Saxophone Quartet”、吹奏楽団“ぱんだウインドオーケストラ”としても勢力的に活動し、クラシックと吹奏楽を両軸に、上野耕平ワールドを築き上げてきた。NHK-FM『×(かける)クラシック』の司会、鉄道好きが高じた露出などメディアとの相性も良い。本作はサクソフォン界の革命児、上野耕平が4年ぶりに放つ、通算5枚目の記念すべきアルバム。サクソフォンのために作曲されたオリジナル楽曲から、リサイタルの定番&人気曲まで、上野自身が妥協せずに選曲した充実のラインナップ。卓越した演奏技巧、より熟成した色彩豊かな表現力で、スタンダード作品に新たな息吹を吹き込む。 (C)RS