商品の特長
時に特殊奏法を駆使するソリストたちの演奏にも注目です。
演奏は、前作と同じくニール・トムソンが指揮するゴイアス・フィルハーモニック管弦楽団です。
国内仕様盤には木許裕介(日本ヴィラ=ロボス協会会長)氏の日本語解説が付属します。
ナクソス・ジャパン
【演奏】
ゴイアス・フィルハーモニー管弦楽団
ニール・トムソン(指揮)
アブネル・ランディム(ヴァイオリン)…1-3、10
シモーネ・エレンチュク(ヴァイオリン)…1-3
クレヴァーソン・クレーマー(ヴィオラ) …1-3
エマーソン・ナザリオ(チェロ) …1-3、10
ラウル・メゼネス(フルート)…10
ヨスエ・フェリペ(オーボエ)…12
パトリック・ヴィリオーニ(クラリネット)…10
イーゴリ・ユーリ・ヴァスコンセロス(ホルン)…12
マウロ・スタール・ジュニア(トランペット)…11
ヘリントン・ゴンサルヴェス(トロンボーン)…12
ルチアーノ・ポンテス(ヴィオラ)…10
【録音】
2019年11月27日-12月2日
Centro Cultural Oscar Niemeyer, Goiania(ブラジル)…1-3、7-9
2022年4月25-30日
Teatro Escola Basileu Franca, Goiania(ブラジル)…4-6、10-12
クラウジオ・サントロは、ブラジルの作曲家としては屈指の多さである14曲の交響曲をはじめとした、600作に及ぶ多くの作品を遺しています。こちらはこのアルバムに収録されているのは、全てサントロの最晩年の10年間に書かれた作品。合奏協奏曲と「B-A-C-Hによる3つの断章」は、彼が晩年に力を尽くしたブラジルの音楽教育の一環である学生オーケストラのための作品ですが、彼の弦楽器の扱いの巧みさによって充実した響きを持つ作品に仕上がっています。世界初録音となる交響曲第11番は、終楽章の低弦の扱いなどがブラームスの交響曲第1番の冒頭を思わせる音楽であり、アルバム中最も濃密で劇的な作品と言えるでしょう。また交響曲第12番は9人のソリストとオーケストラのための合奏協奏曲の形式で書かれています。民族主義的音楽から、十二音技法を用いた無調音楽に至る幅広い作風が窺えるこれらの作品からは、彼の音楽的境地が窺えるものです。 (C)RS
収録情報
クラウジオ・サントロ(1919-1989):
合奏協奏曲 - 弦楽四重奏と管弦楽のために(1980)…世界初録音
1. I. Andante
2. II. Lento molto
3. III. Finale: Allegro vivo
交響曲第11番(1984)…世界初録音
4. I. Andante - Allegro
5. II. Allegro
6. III. Lento - Allegro vivo
B-A-C-Hによる3つの断章(1985)
7. No. 1. Adagio - Allegro moderato
8. No. 2. Lento
9. No. 3. Allegro vivo (ma non troppo)
交響曲第12番 「9人のソリストのための協奏交響曲」(1987/1988-89改訂)…世界初録音
10. I. Andante
11. II. Allegro
12. III. Allegro - Moderato
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