商品の特長
サヴァールの《オルフェオ》新録音がCDでも登場、マルク・モイヨンほか凄腕揃いの演奏陣!
2021年、パリ・オペラ・コミック座とヴェルサイユ王室歌劇場などの共同制作で実現した、ジョルディ・サヴァール指揮による《オルフェオ》再録音。
先にリリースされたオペラ・コミック座収録の映像作品に続き、ヴェルサイユでセッション録音されたCDが登場します。
地中海諸国の17世紀音楽はいうまでもなくサヴァールにとって自家薬籠中のもので、《オルフェオ》も2002年に満を持しての録音(映像とCD)がありましたが、今回の新録音では主人公オルフェオに超実力派古楽歌手マルク・モイヨンを起用!その圧倒的な「声の演技」は、さながら動物たちや草木をも感動させたという伝説の竪琴詩人オルフェウスそのもの。
ほかの歌手勢も旧盤で主役を演じたフリオ・ザナージや同役で再登場のサラ・ミンガルドの他、マリアンネ=ベアーテ・キーラントやルチアーナ・マンチーニなど注目の歌手、さらに羊飼いや精霊たちに至るまで存在感ある才人揃い。
また、長年の共演で信頼関係を重ねてきた大御所プレイヤーも数多く参加しており、バロック・ハープのアンドリュー・ローレンス=キングなどベテラン続々の通奏低音陣や打楽器のペドロ・エステバンに加え、リコーダーにはピエール・アモン、木管コルネットにはジャン=ピエール・カニアックといったソリスト級の俊才たちも随所で妙技を披露。
ヴェルサイユ宮殿という古楽音楽劇にうってつけの「場」を得てじっくり収録された解釈は、音楽劇というもののあり方から問い直す説得力に貫かれ、バロック・ファンならずとも深く聴き込み甲斐のある、新たなる決定的盤というべき内容に仕上がっています。
ナクソス・ジャパン
【演奏】
オルフェオ…マルク・モイヨン(バリトン)
エウリディーチェ/ムジカ(音楽)…ルチアーナ・マンチーニ(メゾ=ソプラノ)
女の使者…サラ・ミンガルド(メゾ=ソプラノ)
プロセルピナ/スペランツァ(希望)…マリアンネ・ベアーテ・キーラント(シェラン) (メゾ=ソプラノ)
カロンテ/プルトーネ…サルヴォ・ヴィターレ(バス)
アポロ…フリオ・ザナージ(バリトン)
ニンフ…リズ・ヴィリセル(ソプラノ)
羊飼いI/精霊II…ビクトル・ソルド(テノール)
羊飼いII/精霊IV…ガブリエル・ディアス(カウンターテナー)
羊飼いIII/精霊I/木霊…アレッサンドロ・ジャングランデ(カウンターテナー/テノール)
羊飼いIV/精霊III…ヤニス・フランソワ(バス=バリトン)
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ、ル・コンセール・デ・ナシオン(古楽器使用)
コンサートマスター:マンフレード・クレメール(ヴァイオリン)
ジョルディ・サヴァール(指揮)
【録音】
2021年6月30日-7月4日 ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場
収録時間:109分
※国内仕様盤日本語解説…小宮正安
歌詞日本語訳…萩原里香
収録情報
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643)
歌劇《オルフェオ》序幕と5幕の音楽寓話劇(1607年マントヴァにて初演)
台本:アレッサンドロ・ストリッジョ2世(1573頃-1630)
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