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濃密かつ深みをたたえた衝撃のピリオド楽器によるベートーヴェン、待望の世界初Super Audio CD ハイブリッド・ソフト化。
ブリュッヘンの微に入り細を穿つ演奏解釈は、テンポの速さや快適さ、ピリオド楽器らしい古雅な響きを売りにするのではなく、「こうでなくてはならぬ」という確信に溢れ、作品の内奥に迫り、作曲家の精神を抉り出すような重みをたたえています。
管楽器は指定通りで倍管にせず弦楽パートも小さめの編成であるにもかかわらず、全体の響きは堂々たるもので、ベートーヴェンの音楽のスケールの大きさを体現しているかのようです。
さらに第9番では弦楽パートを倍に増強し、合唱や独唱を含む作品が要求する大きな響きに応えるように配慮しています。
【演奏】
18世紀オーケストラ[オリジナル楽器使用]
指揮:フランス・ブリュッヘン
[録音] 1984年5月(第1番)、198 年11月26日〜28日(第3 番)、1988年6月(第2番)、1990年6月(第4番)、1991年11月(第5番、コリオラン)、1990年12月(第6番)、1988年11月(第7番)、1989年1月(第8番)、1992年11月(第9番)、1991年7月(エグモント)、ユトレヒト、フレーデンブルフ音楽センター(Muziekcentrum Vredenburg)
■DISC 1
交響曲 第1番 ハ長調 作品21
1 第1楽章 アダージョ・モルト――アレグロ・コン・ブリオ
2 第2楽章 アンダンテ・カンタービレ・コン・モート
3 第3楽章 メヌエット(アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ)
4 第4楽章 フィナーレ(アダージョーアレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ)
交響曲 第2番 ニ長調 作品36
5 第1楽章 アダージョ・モルト――アレグロ・コン・ブリオ
6 第2楽章 ラルゲット
7 第3楽章 スケルツォ(アレグロ)
8 第4楽章 アレグロ・モルト
9 序曲《エグモント》 作品84(ゲーテの悲劇への音楽より)
10 序曲《コリオラン》 作品62(コリンの悲劇に寄せて)
■DISC 2
交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
1 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ
2 第2楽章 葬送行進曲(アダージョ・アッサイ)
3 第3楽章 スケルツォ(アレグロ・ヴィヴァーチェ)
4 第4楽章 フィナーレ(アレグロ・モルト)
交響曲 第8番 ヘ長調 作品93
5 第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ・エ・コン・ブリオ
6 第2楽章 アレグレット・スケルツァンド
7 第3楽章 テンポ・ディ・メヌエット・エ・トリオ
8 第4楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
■DISC 3
交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
1 第1楽章 アダージョ――アレグロ・ヴィヴァーチェ
2 第2楽章 アダージョ
3 第3楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
4 第4楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ
交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
5 第1楽章 田舎に着いたときの愉快な気分(アレグロ・マ・ノン・トロッポ)
6 第2楽章 小川のほとり(アンダンテ・モルト・モッソ)
7 第3楽章 田舎の人びとの楽しい集い(アレグロ)
8 第4楽章 雷とあらし(アレグロ)
9 第5楽章 牧歌。嵐のあとの喜びと感謝(アレグロ)
■DISC 4
交響曲 第5番 ハ短調 作品67
1 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ
2 第2楽章 アンダンテ・コン・モート
3 第3楽章 アレグロ
4 第4楽章 アレグロ
交響曲 第7番 イ長調 作品92
5 第1楽章 ポコ・ソステヌート――アレグロ
6 第2楽章 アレグレット
7 第3楽章 プレストーアッサイ・メノ・プレスト
8 第4楽章 アレグロ・コン・ブリオ
■DISC 5
交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」
1 第1楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ、ウン・ポーコ・ソステヌート
2 第2楽章 モルト・ヴィヴァーチェ
3 第3楽章 アダージョ・モルト・エ・カンタービレ
第4楽章
4 プレスト
5 バリトン独唱「友よ、このような音ではない」
6 アレグロ・アッサイ
7 アラ・マルチア(アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ)
8 アンダンテ・マエストーソ――アダージョ・ノン・トロッポ、マ・ディヴォート
9 アレグロ・エネルジーコ、センプレ・ベン・マルカート
10 アレグロ・マ・ノン・タント
[第9番]
リン・ドーソン(ソプラノ)、ヤート・ファン・ネス(アルト)、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、
アイケ・ヴルム・シュルテ(バリトン)
リスボン・グルベンキアン合唱団