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モーツァルト レクイエム

  • HybridCD

カール・ベーム

モーツァルト レクイエム|カール・ベーム|ESSG-90269

モーツァルト レクイエム

  • HybridCD

カール・ベーム

  • 発売日
    2022年12月10日
  • ESSG-90269
  • エソテリック
  • ジャンル:交響曲

商品の特長

★この商品(HybridCD)の再生にはSACD再生に対応している機器があればSACD音源を聴くことができます
  また、通常のCD再生機器(一部のDVD再生機器を除く)では通常CD音源を聴くことができます★
モーツァルトの「白鳥の歌※」へのベームの切々たる哀惜の念が結実。
※「白鳥の歌」 = スワンソング。
  「白鳥は死の間際に最も美しく鳴く」の言い伝えから、作曲家・演奏家が残した最後の作品をさす。

■ベーム晩年の充実ぶりを刻印した奇跡の名演
  この「モーツァルトはベーム」というイメージは、ベームの1970年代の録音にも、
  ベルリン・フィルとのセレナード集、オペラ全曲盤録音の継続、
  ウィーン・フィルとの管楽協奏曲集などの大きなプロジェクトとして継承されていきます。
  1971年4月に録音された「レクイエム」はその中でもこのイメージの強化に最も貢献した録音と位置付けられます。
  ベームにとってはモノラル時代のフィリップス録音(ウィーン響)以来待望のステレオ再録音で、
  ライヴとは無関係にレコード録音のための純粋なセッションが組まれ、
  これほどの大曲にしては珍しく2日間で収録されました。
  ベームの晩年様式ともいうべき極遅のテンポに拠りながら全く弛緩したところがなく、
  強靭な生命力に貫かれ、この時期のベームの充実ぶりを刻印した文字通り奇跡の名演といえましょう。
  長めの弓運びでたっぷりと歌われる弦楽パート、ウィーン式の楽器を使った深みのある管楽パートは、
  ともにウィーン・フィルならではのコクのある響きを放ち、そこに加わるエディト・マティスをはじめとする
  当時30代の粒選りの独唱者、発声・ディクションともに名指揮者バラッチュによって見事にトレーニングされた
  大編成のウィーン国立歌劇場合唱団が、モーツァルト最晩年の慟哭を生々しく伝えています。
  ベームはこの録音の8ケ月後にオーケストラをウィーン響に変えて、
  ウィーン市内のピアリステン教会で「レクイエム」の映像を収録しており、
  ちょうどこの時期この作品に深く傾倒していたことが伺えます。


■最適の距離感で捉えられたオーケストラ・合唱・独唱
  録音を担ったのはドイツ・グラモフォンのベテラン、ヴォルフガング・ローゼとギュンター・ヘルマンスのコンビ。
  客席が空だと残響が多く、セッション録音は必ずしも容易ではない
  ムジークフェラインザールの響きの本質をとらえる手腕は見事。
  セッションの写真によると、実際の舞台上には合唱団だけで、
  オーケストラは座席を取り払った平土間に置かれており、舞台上に演奏者全員を詰め込むよりも
  各パートの分離のよい音作りを狙ったのではないかと思われます。
  その配置が功を奏したと思われ、ホール自体の持つ美しい残響を採り入れつつも
  手前にあるオーケストラとその奥の合唱の各パートがぼやけることなく、最適の距離感で捉えられています。
  独唱者の艶やかな美声も明晰ですがこれも近すぎず、
  合唱・オーケストラとのバランスも実に自然に構築されています。
  定評ある名盤だけにCD時代初期の1984年にCD化されて以来、カタログから消えたことがなく、
  1996年にはOriginal Image Bit Processing(OIBP)方式でリマスターされたDGオリジナルスにも組み込まれ、
  2004年にはSuper Audio CDハイブリッド、2010年にはSuper Audio CD シングルレイヤーでも発売され、
  さらに近年はMQA−CDや2度目のSuper Audio CDハイブリッド盤(2021年)としても出ているなど、
  新しいテクノロジーの真価を図るための基準盤ともいえる引っ張りだこの名盤です。
  今回、通算3度目となるSuper Audio CDハイブリッド化に当たっては、これまで同様、
  使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。
  特にDSDマスタリングにあたっては、新たに構築した「Esoteric Mastering」を使用。
  入念に調整されたESOTERICの最高級機材Master Sound Discrete DACと
  Master Sound Discrete Clock を投入。また MEXCEL ケーブルを惜しげもなく使用することで、
  オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました。


【録音】
 1971年4月13日〜14日、ウィーン、ムジークフェラインザール

【オリジナル・レコーディング】
 [エクゼクティヴ・プロデューサー]ハンス・ヒルシュ、エレン・ヒックマン
 [レコーディング・プロデューサー]ヴォルフガング・ローゼ
 [バランス・エンジニア]ギュンター・ヘルマンス

 [Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック株式会社)
 [Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック株式会社)
 [テクニカルマネージャー] 加藤徹也(エソテリック株式会社)
 [Super Audio CD リマスター]2022年9月 エソテリック・オーディオルーム、「Esoteric Mastering」システム

 [解説] 浅里公三、寺西 基之
 [企画・販売] エソテリック株式会社
 [企画・協力] 東京電化株式会社


収録情報

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
 Wolfgang Amadeus Mozart

レクイエム ニ短調 K.626
 Requiem in D minor, K. 626
[1] レクイエム―キリエ
   Requiem − Kyrie
[2] 怒りの日
   Dies irae
[3] 奇しきラッパの響き
   Tuba mirum
[4] 恐るべき御稜威の王
   Rex tremendae
[5] 思い出したまえ
   Recordare
[6] 呪われ退けられし者達が
   Confutatis
[7] 涙の日
   Lacrimosa
[8] 主イエス
   Domine Jesu
[9] 賛美の生け贄
   Hostias
[10] 聖なるかな
   Sanctus
[11] 祝福された者
   Benedictus
[12] 神の小羊―永遠の光
   Agnus Dei − Lux aeterna

エディット・マティス(ソプラノ)
 Edith Mathis, Soprano

ユリア・ハマリ(アルト)
 Julia Hamari, Alto

ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
 Wieslaw Ochman, Tenor

カール・リッダーブッシュ(バス)
 Karl Ridderbusch, Bass

ウィーン国立歌劇場合唱団
 Chor der Wiener Staatsoper

合唱指揮:ノルベルト・バラッチュ
 Chorus Master: Norbert Balatsch

ハンス・ハーゼルベック(オルガン)
 Hans Haselbock, Organ

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 Wiener Philharmoniker

指揮:カール・ベーム
 Conducted by Karl Bohm

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