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20世紀最大のヴィルトゥオーゾが70歳を目前にして到達したバッハの世界―――。「無伴奏」全曲のアナログ時代の決定盤。
■ESOT ERICならではのこだわりのSuper Audio CD ハイブリッド・ソフト
マスターサウンドへの飽くことなきこだわりと、 Super Audio CD ハイブリッド化による音質向上で継続して高い評価をいただいているESOTERICによる名盤復刻シリーズ。
発売以来LP時代を通じて決定的名盤と評価され、CD時代になった現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤を貴重なマスターから進化したテクノロジーと感性とによってDSDマスタリングし、新たなSuper Audio CD ハイブリッド化を実現してきました。
今回は DECCA、Deutsche Grammophon、WARNER CLASSICS (旧 EMI)の名盤から、アナログ時代およびデジタル時代を代表する名演・名録音3タイトルを Super Audio CD ハイブリッドで発売いたします。
ミルシテインは生涯に2度バッハの無伴奏全曲を録音しており、今回 Super Audio CD ハイブリッド化されるドイツ・グラモフォンへの録音は、1955〜56年のキャピトルへのモノラル録音からほぼ20年後の再録音となったものです。
繰り返しを省いた一気呵成の気迫はキャピトル盤に優位があるものの、張り詰めた緊張感、集中力の高さ、音色やニュアンスの豊かさは再録音に軍配が上がります。
シェリング、グリュミオー、メニューイン、スークなどのアナログ・ステレオ時代のバッハ無伴奏録音の中でも、最も気品に満ちた解釈ともいえるでしょう。
使用楽器はミルシテインが1945年に入手した1716年製のストラディヴァリウスで、「ゴールドマン」と称されていたもので、ミルシテインは娘のマリアと妻のテレサに敬意を表して「マリア・テレサ」と改名しています
録音はロンドンのコンウェイ・ホールで行われました。音の抜けもよく、ミルシテインの紡ぎ出す音色の美しさ、楽器の質感も余すところなく再現され、文字通りバッハの音楽だけに浸ることのできる音作りがなされています。
名盤ゆえに CD 初期の1988年にはCD化されており、それ以来カタログから消えたことがないアルバムで、1998年にはOIBP Original Image Bit Processing )でリマスターされ、さらに2017年にはタワーレコードによってSuper Audio CD ハイブリッド 盤が発売されており、今回が2度目の Super Audio CD ハイブリッド 化となります。
今回の Super Audio CD ハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を 排した作業をおこないました。
特にDSDマスタリングにあたっては、新たに構築した「 Esoteric Mastering 」を使用。入念に調整されたESOTERIC の最高級機材 Master Sound Discrete DAC と Master Sound Discrete Clock を投入。また MEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました。
【演奏者】ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)
[録音]1973年2月、4月、9月、ロンドン、コンウェイ・ホール(ウェンブリー、ブレント・タウン・ホール)
[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰( エソテリック株式会社
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア]東野真哉(エソテリック株式会社)
[テクニカルマネージャー] 加藤徹也(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスター] 2023年3月エソテリック・ マスタリング・センター、「Esoteric Mastering」システム
[解説]浅里公三 矢澤孝樹
[企画・販売]エソテリック株式会社
[企画・協力]東京電化株式会社