※こちらの商品は、【アナログ盤】です。
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商品の特長
このサウンドでこそ聴きたかった!録音後半世紀を経ても輝き続けるムラヴィンスキー不朽の名盤。レニングラード・フィルの鉄壁のアンサンブルが炸裂!
■録音後60年以上を経ても失われぬ演奏の生命力
20世紀のロシアを代表する巨匠エフゲニー・ムラヴィンスキー(1903〜1998)が、1960年にドイツ・グラモフォンに録音した
チャイコフキーの後期交響曲集は、発売以来一度もカタログから消えたことがない不朽の名盤。
重厚で輝かしい金管や、コントラバスにいたるまで一糸乱れぬ弦のアンサンブルなど、ロシアの演奏伝統に依拠しつつも、
粗野に走らず独自の洗練を感じさせる個性的な解釈は、ムラヴィンスキーのトレードマークです。
その中から人気曲・交響曲第5番をアナログ盤でリリースいたします。
深い情感をたたえつつも感傷的にならない第1楽章と第2楽章、優美の極みともいうべき第3楽章、そして弦楽パートが疾走する第4楽章など、
聴き所は無数にあります。
■ヨーロッパ屈指の音響を誇るムジークフェラインザールで収録
交響曲第5番は、第6番とともにウィーンのムジークフェラインザールというヨーロッパ屈指の音響を誇る名ホールで収録されました。
この大曲2曲をわずか2日間で収録するというのも、ツアー中での演奏の積み重ねを物語るものといえましょう。
この時期のドイツ・グラモフォンのサウンドらしい、コンサートホール的な奥行き感がそなわった名録音です。
ムラヴィンスキーのソ連録音は概してきめの粗いサウンドの録音が多く、このコンビのこのグラモフォン録音は、オーケストラの備えていた
迫力のみならず美感をも余すところなく捉えています。
また特筆すべきは、レニングラード・フィルの通常の古典配置と異なり、L→Rチャンネルで、弦楽器を第1ヴァイオリン→第2ヴァイオリン→
ヴィオラ→チェロ→コントラバスというモダン配置にしている点。
ムラヴィンスキーのステレオ録音でこの配置を採用しているのはこの時の録音だけです。
■現在考え得る最高の状態でアナログレコードに
今回のアナログレコードは、オリジナルマスターより「Esoteric Mastering」にて、新たにアナログレコード専用のマスタリングを行いました。
入念に調整されたESOTERICの最高級機材Master Sound DiscreteDACとMaster Sound Discrete Clock、MEXCELケーブルを
惜しげもなく使用し、徹底して高音質化を目指したマスターを作成しました。
アナログ・カッティングは、ミキサーズラボ社にて、アナログ最盛期の名機、ノイマン社製カッティング・レースVMS80を使用しました。
同機はアナログレコード最盛期に西ドイツで製造され、現在日本国内では2台しか稼働していません。
ミキサーズラボ社のご協力を得て、カッティングルームに「Esoteric Mastering」の機材を持ち込み、出力をノイマン社製
カッティング・コンソールSP79Cにダイレクトに接続。
コンソールのイコライザーを使わずに、「Esoteric Mastering」サウンドをそのまま、カッティング工程へ送り込みます。
カッティングは、ミキサーズラボ社のカッティング・エンジニア北村勝敏氏。
匠の手腕をマスター盤に注ぎ込んで頂きました。
現在では、レコード・プレス用のマスター盤カッティングのみで、試聴のためだけにラッカー盤をカッティングする事は稀ですが、
エソテリックでは音質を追及するため、コンソールへの伝送方式を変えながら複数のラッカー盤を作成しました。
作成した複数のラッカー盤は、エソテリック・マスタリング・センターへ持ち帰り、ESOTERIC のアナログターンテーブルGrandiosoT1で
試聴・音質確認を行い、最適な伝送方法を決定してます。
徹底してアナログの音にこだわりを込めて作成し、オリジナルマスターのもつ情報を伸びやかなサウンドでアナログレコード化することに
成功しています。
[演奏]
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エフゲニー・ムラヴィンスキー
[録音]
1960年11月9日&10日、ウィーン、ムジークフェランザール
[アナログレコード]
[プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック株式会社)
[アソシエイト・プロデューサー] 吉田譲(エソテリック株式会社)
[リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック株式会社)
[リマスター]2023 年7月 エソテリック・マスタリング・センター 「Esoteric Mastering」システム
[アナログレコード・カッティング] 北村勝敏 (株式会社ミキサーズラボ)
[解説]浅里公三 諸石幸生
[企画・販売] エソテリック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社
収録情報
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
Side1
[1] 第1楽章 : Andante - Allegro con anima
[2] 第2楽章 : Andante cantabile,con alcuna licenza
Side2
[1] 第3楽章 : Valse. Allegro moderato
[2] 第4楽章 : Finale. Andante maestoso - Allegro vivace
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