★この商品(HybridCD)の再生にはSACD再生に対応している機器があればSACD音源を聴くことができます
また、通常のCD再生機器(一部のDVD再生機器を除く)では通常CD音源を聴くことができます★
雄弁に研ぎ澄まされ躍動するチェンバロ本来の音楽美を伝えたグスタフ・レオンハルト。2度目の「ゴルトベルク」、待ちに待った新規リマスターで世界初Super Audio CDハイブリッド化。
■ESOTERICならではのこだわりのSuper Audio CDハイブリッド・ソフト
…オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CD ハイブリッド化による圧倒的な音質向上で継続して高い評価をいただいている、ESOTERICによる名盤復刻シリーズ。
発売以来決定的名盤と評価され、現代にいたるまでカタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターから進化したテクノロジーと感性とによってDSDマスタリングし世界初のSuper Audio CDハイブリッド化を実現してきました。
■チェンバロでゴルドベルク変奏曲の魅力を伝える名盤
…レオンハルトが1965年に彼にとって2度目となるこのゴルトベルク変奏曲を録音した時点ではグレン・グールドによる同曲の革命的な録音が市場に出てすでに10年近くが経っており、この曲もそれなりのポピュラリティを獲得しており、ステレオでも、チェンバロによる録音もヘルムート・ヴァルヒャ、ラルフ・カークパトリック、シルヴィア・マーロウ、ジョージ・マルコムなど複数が発売されていました。
しかしそれらはいずれもレオンハルトより上の世代のチェンバリストばかり。その意味でも、アリアと30の変奏を貫く論理性、各変奏のテンポ配分、リピートの有無など、あらゆる点が吟味されつくしたレオンハルト盤は、この作品の受容に大きな一石を投じるインパクトがありました。
使用楽器は、J.D.ドゥルケン作のチェンバロ(1745年アントワープ)をモデルに1962年にマルティン・スコヴロネクによって製作された新しい楽器で、 レオンハルトは1970年代前半までバッハ作品の録音の多くにこの楽器を使用しています。
不思議なことにこの重要な録音の録音場所やプロデューサー/エンジニアは不明で録音年も長い間「不詳」「1965 年以前」とされていました。
今回の発売で、ようやく日本盤でオフィシャルに「プロデューサー:ヴォルフ・エリクソン」 「1965年4月28日〜30日、ベンネブルック、改革派教会」と記載されることになります。
一足先に活動を開始したアルヒーフ・レーベルや後発のセオン・レーベルと比較するとテレフンケンのダス・アルテ・ヴェルク・レーベルはジャケット上への録音データに関する記載が少なく詳細を把握できない録音も多く、レオンハルトのゴルトベルク変奏曲もそうした1枚でした。
2022年に発売された「ニュー・グスタフ・レオンハルト・エディション」でプロデューサーは当時ダス・アルテ・ヴェルクの制作を一手に担っていたヴォルフ・エリクソン(1928−2019)であったことが明らかにされました。
CD初期の1987年に発売されたテルデック盤が最初のCDで、それ以来定期的に再発売されていますが新規リマスターは敢えて行われず、今回が初めてのリマスターとなります。
今回のSuper Audio CDハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターの選定から最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。
特にDSDマスタリングにあたっては、「Esoteric Mastering」を使用。 入念に調整されたESOTERICの最高級機材Master SoundDiscrete DACとMaster Sound Discrete Clockを投入。
またMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでディスク化することができました。
[Super Audio CD プロデューサー]大間知基彰(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD アソシエイト・プロデューサー]吉田穣(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア]東野真哉(エソテリック株式会社)
[Super Audio CD リマスター]2023年11月エソテリック・マスタリング・センター、「Esoteric Mastering」システム
[解説]浅里公三 矢澤孝樹
[企画・販売]エソテリック株式会社
[企画・協力]東京電化株式会社
【商品仕様】
◆Super Audio CDハイブリッド
*DSD Mastering
*Super Audio CD層…2チャンネル・ステレオ
◆美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用
◆レーベル:Warner Classics(旧・Telefunken)
◆音源提供:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン