世界的コントラバス奏者、池松宏。東京都交響楽団首席奏者として、また、サイトウ・キネン・オーケストラや紀尾井ホール室内管弦楽団等のメンバーおよび、室内楽、ソロ等で活躍する傍ら、東京藝術大学教授、国立音楽大学客員教授を務め後進の指導にもあたるなど、誰もが認める、日本の音楽界を代表する世界的コントラバス奏者です。池松宏が、直球勝負でありながら、こだわりのある選曲の新譜をリリースします。シューマンのヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調にはじまり、アルペジョーネ・ソナタ、そして、大コントラバス奏者のクーセヴィツキーが編曲したヴォカリーズ。コントラバスのオリジナル曲で、池松にとって大切過ぎて今まで録音できなかった作品と語る「エレジー」、そして、伴奏のメロディが好きで、これまでに何度となく演奏してきている R. シュトラウスの「あした!」という、充実のリサイタルのようなプログラムです。 (C)RS