2010年ショパン国際コンクールの覇者、ユリアンナ・アヴデーエワ。彼女はアルゲリッチ以来の女性ピアニストの優勝者として一躍注目され、その後世界各地で行われたリサイタルは、卓越したテクニックと完成された音楽性で絶賛されています。本アルバムは、シューベルト、プロコフィエフ、ショパンという内容。ショパン国際コンクールの覇者であるユリアンナ・アヴデーエワならば、オール・ショパンではないのかと思いきや、彼女のレパートリーはJ.S.バッハ、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、20 世紀の作曲家と幅広く、型にはまらない多面性を持った次世代のアーティストであります。さらにこの選曲は自身で行ったということです。ショパンについては、コンクール同様「ナショナル・エディション」を使用。鮮やかで明快なショパン像を描き出しています。 (C)RS