<PENTATONE>レーベルから積極的なリリースが続いているピエール=ロラン・エマールが、エサ=ペッカ・サロネン率いるサンフランシスコ交響楽団とバルトークのピアノ協奏曲全曲録音をリリース!ハンガリーを代表する大作曲家バルトーク。 民俗的語法による現代的手法の開拓者として、 20 世紀のクラシック音楽に絶大な影響を残しました。ピアノとオーケストラのための作品は 「ラプソディ」 などを作曲していますが、ピアノ協奏曲は 3 篇作曲。ピアノを打楽器的に扱う手法を取り入れた、 複雑で革新的な第1番(1926年作曲)、ピアノのどっしりとした音がエネルギッシュで高揚感あふれる第2番(1930〜31年作曲)、そして最晩年の傑作第3番(1945年作曲)と、作曲家バルトークとのさまざまな側面がそれぞれのピアノ協奏曲にあらわれております。 各作品に真摯に向き合い、そのすべての演奏で非常に高い評価を受けている現代最高峰のピアニスト、エマールがサロネンの好サポートを得て、サンフランシスコ交響楽団と熱演を披露しております。当曲集の新名盤誕生と申せましょう。 (C)RS