ブックレット付
マル・ ウォルドロン&スティーヴ・レイシーの、1995 年アントワープでの未発表ライブ音源が2CDで登場!
本作は、1995年9月30日に、ベルギーのアントワープにあるデシンゲル・アート・センターで、ウォルドロンの70歳の誕生日を祝して開催された最後のライヴでの録音。ベーシストのレジー・ワークマン、ドラマーのアンドリュー・シリルが参加。
元々、パリの偉大なサックス奏者、バルネ・ウィランの息子、パトリック・ウィランが保有していた音源だが、その妻のサトミ・ウィランと、マル・ウォルドロンの未亡人であるヒロミ・ウォルドロン、エレメンタル・ミュージックがつながることによってリリースに漕ぎつけた完全未発表音源。
ブックレットには名盤発掘王、ゼブ・フェルドマン、ジャズ・ライターのアダム・シャッツの寄稿文、レジー・ワークマン、アンドリュー・シリルの証言、ジェーン・ バネット、ダヴィ・ビレージェス、デイヴィッド・リーブマン、ヴィジャイ・アイヤー、エヴァン・パーカー、マル・ウォルドロンの未亡人ヒロミ・ウォルドロンのインタビュー、ヒューゴ・ピーターズ氏によって撮影された実際のコンサートの写真も掲載され、盛りだくさんの内容となっている。
日本語帯・解説付
28Pブックレット付属
メンバー:
Steve Lacy (Soprano Sax)
Mal Waldron (Piano)
Reggie Workman (Bass)
Andrew Cyrille (Drums)
Recorded live at DeSingel Arts Center, Antwerp, Belgium, September 30, 1995.
マル・ ウォルドロン&スティーヴ・レイシーの、1995年アントワープでの未発表ライブ音源が 2CDで登場!マル・ウォルドロンとスティーヴ・レイシーは1958年にファイブ・スポットで初めてステージを共にして以来、しばしばヨーロッパで共演し、1960年代にはともにヨーロッパに定住。軽快なレイシーのソプラノ・サックスとウォルドロンの黒人霊歌やシューベルトのようなメランコリーさは、対極に位置するようにも思えるが、セロニアス・モンクへの傾倒という一点を触媒にして見事な調和を魅せる。本作は、1995年9月30日に、ベルギーのアントワープにあるデシンゲル・アート・センターで、ウォルドロンの70歳の誕生日を祝して開催された最後のライヴでの録音。ベーシストのレジー・ワークマン、ドラマーのアンドリュー・シリルが参加。 (C)RS