商品の特長
この破格のスケール&表現力!初CD音源をまじえて登場、クナのモーツァルト&ワーグナー!
各音源について補注:
(1)(2)…2011年にDLCA-7032という品番でドリームライフから発売された音源。再発売になりますが、新たにキング関口台スタジオでリマスタリングしています。「ジュピター」は初出時の『レコード芸術』誌で宇野功芳氏から次のように批評されました。
「推薦 クナの《ジュピター》は暗い。クナの《ジュピター》は憂鬱感が深い。でも、僕はそこに惹かれた。…以前耳にした41年盤がおよそクナらしくないのに比べ、これはクナそのもの。(以下略)」。クナの同曲への唯一絶対的な名演、貴重盤になります。
(3)(4)…この2曲、1950年に英DECCAへ録音され、SPはKX28573/4、LPはLW5038で発売されました。ところが、日本では(キングレコー
ドから)、(3)(第1幕への前奏曲)のみMZ5128 以降3種のLP、CDは250E183でリリースされただけ。
ユニバーサルから発売された同曲のCDは全曲盤からとられたものでした。(4)(第3幕への前奏曲)については、キングでも発売されたことがありません。ユニバーサルからリリースされた同曲音源は全曲盤からのものです。
今回、英DECCA の初出LPから、初めて復刻(盤起こし)で、日の目を見る音は優秀録音で有名なDECCA らしく、鮮明激烈なことこの上なし!ウィーン・フィルを指揮した最盛期クナのワーグナーを堪能してください。
(5) 1956年にミュンヘンのプリンツレーゲンテン劇場で、クナは《魔笛》を10回指揮しています。オンエアされたこの序曲はいずれかの日(初日のある1月27日ではないかと推察)。同曲については、他にクナの音源がなくこれまた貴重盤になるでしょう。
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
バイエルン国立管弦楽団*
収録情報
(1)モーツァルト: 交響曲 第41 番 ハ長調「ジュピター」
ワーグナー:
(2)《タンホイザー》序曲(断片)
(3)《 ニュルンベルクのマイスタージンガー》第1幕への前奏曲
(4)《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第3幕への前奏曲【初CD】
<ボーナス・トラック>
(5) モーツァルト:《魔笛》序曲*
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
バイエルン国立管弦楽団*
録音:
(1)(2)1940年5月12日 ウィーン(ライヴ)
DRA(ドイツ放送アーカイヴ)所蔵のRRG(ドイツ帝国放送)録音SPからの復刻
(3)(4)1950年9月2−9日 ムジークフェラインザール、ウィーン(DECCAによるセッション録音)
初出LP(英DECCA LW5038)からの復刻
(5)1956年 プリンツレーゲンテン劇場、ミュンヘン(ライヴ)(MONO)
お断り:オリジナルディスク・テープ復刻にともなうノイズがあります。《タンホイザー》序曲では原盤の損傷により中間部(約3 分)が欠落しています。予めご了承ください。
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