忠臣蔵をモチーフにした愛とファンタジー溢れる令和の宝塚歌劇/花組誕生100周年を祝う華やかで“魅力”溢れるダンシング・ステージ
◎Topix
元禄時代に起きた実話をもとに、様々なフィクションを取り入れ紡がれてきた、忠臣蔵。
古来より普遍的に愛されているこの物語を、
愛とファンタジー溢れる令和の宝塚歌劇として、エンタメ感たっぷりにお送りします。
クロノスケとキラ、二人の時がシンクロし、エドの中心で愛が煌めく。
バロックロックな世界で刻む、クロックロマネスク。
この公演は、演出家・谷貴矢の宝塚大劇場デビュー作となります。
■花組宝塚大劇場公演
三井住友VISAカード シアター 忠臣蔵ファンタジー『元禄バロックロック』
作・演出:谷 貴矢
【Story】
花、咲き乱れる国際都市、エド。
長きにわたる戦国の世が終わり、平和が訪れて久しい、我々の知る日本とよく似たこの国では、
海外の様々な最先端科学を取り入れ、百花繚乱のバロック文化が形成されていた。
幕府を筆頭に、市民たちもハイカラな南蛮文化に夢中で、時代を先取りした華やかな人々が街を行き交っている。
その一方、義や忠、武士道といったものは忘れ去られ、合理性の名の下に金や権力のみが重視される世界になっていた―。
もしも時を巻き戻せたら――そんな誰もが一度は夢見る願いを本当に叶えてしまった男がいた。
元赤穂藩士の時計職人クロノスケ・・・彼は時計研究に励む真面目な男だったが、
ある日偶然にも時を戻せる時計の発明に成功したことから人生が一変する。
賭場に入り浸り、時を戻すいかさまで大儲け、クロノスケは人が変わったかのように我が世の春を謳歌するが、
何故か女性を相手にすると時計が誤作動し、上手くいかない。
そんなクロノスケを見て、楽しそうに笑う一人の女性がいた。賭場の主、キラである。
あなたは、私のことだけ見ていればいい――煌めく笑顔でそう語り掛けるキラに、
どういうわけだかクロノスケの心はざわめくのだった。
同じ頃、元赤穂藩士の家老クラノスケは、幕府で権勢をふるうコウズケノスケとの遺恨により
切腹した主君タクミノカミの無念を晴らすため、仇討ちの計画を水面下で進めていた。
賭場でクロノスケと再会したクラノスケは協力を求めるが、
忠義をふりかざして復讐に手を染めることが正義なのか、クロノスケは逡巡する。
そんなクロノスケに、クラノスケはコウズケノスケにキラという名の隠し子がいるという秘密を明かす・・・。
敵同士と知りながら、自分に近付き笑顔を向けるキラの本当の目的は何なのか・・・
キラを目の前にすると、不思議と懐かしい日の記憶が蘇るような感覚にとらわれるのは一体なぜなのか・・・。
やがてクロノスケは、時計の針が刻んできた“本来の物語”を知ることになる―。
■三井住友VISAカード シアター レビュー・アニバーサリー
『The Fascination(ザ ファシネイション)!』−花組誕生100周年 そして未来へ−
作・演出:中村 一徳
1921年、宝塚歌劇の公演数増加に伴い花組と月組が誕生し、2021年は花組が誕生してちょうど100年。
花組生誕100周年を祝うと共に、花組の伝統を未来へとつないでいく、華やかなレヴュー作品。
柚香光、星風まどかの花組新トップコンビが
“花”をテーマにしたダンスシーンを中心に届ける、“魅力”溢れるダンシング・ステージ。
◎Contents
■収録内容:
・公演映像
・特典映像(Special Movie@稽古場)
■16ページカラーブックレット付き
※公演映像、特典映像、ブックレットは、ブルーレイとDVDで同じ内容です。
※音楽著作権上の理由により、一部音楽を差し替えて収録する場合がございます。あらかじめご了承ください。
◎主な出演者(公演プログラム記載順)
柚香光・星風まどか・水美舞斗・永久輝せあ・高翔みず希・美風舞良
花組/宝塚大劇場
収録日:2021年11月19日/収録時間:約170分