1枚組
将来を嘱望された青年貴族将校ヴィロンスキーと、政府高官の貞淑な妻アンナ・カレーニナの究極の愛を描く。
月組宝塚バウホール公演
■Musical『Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)』
原作:レフ・トルストイ
脚本・演出:植田景子
◎Topix
19世紀後半のロシアを舞台に繰り広げられる、将来を嘱望された青年貴族将校ヴィロンスキーと、
政府高官の貞淑な妻アンナ・カレーニナの究極の愛を描いた、
文豪トルストイの不朽の名作「アンナ・カレーニナ」をミュージカル化。
2001年に朝海ひかる主演による初演が好評を博し、
2008年には宝塚バウホール開場30周年を記念したワークショップとして若手出演者達により再演。
その2008年の星組公演でカレーニン役を演じて新境地を開いた美弥るりかが、
今回は愛の激流に翻弄されるヴィロンスキー役に挑み、作品に新たな息吹を吹き込む。
【Story】
19世紀後半ロシア。母の出迎えのためモスクワ駅にやって来た青年貴族将校アレクセイ・ヴィロンスキーは、
そこで、美貌の貴婦人アンナ・カレーニナに出会い、一瞬で心奪われる。
アンナもまた、魅力的で洗練されたヴィロンスキーに惹かれていくのを抑えることが出来なかった。
社交界の華と謳われ、政府高官であるアレクセイ・カレーニンの貞淑な妻として平穏に生きてきたアンナは、
ヴィロンスキーの激しく真摯な求愛を受け、内に秘めていた情熱的な自我が目覚めていくのを感じる。
ヴィロンスキーとアンナの恋の噂は瞬く間に社交界に広がり、二人を追い詰めていく。
厳格で道徳を重んじるカレーニンは、一人の女性としてのアンナの心に目を向けようとはせず、妻の不貞を咎める。
そんな夫に虚しさと失望を感じたアンナは、ヴィロンスキーとの愛に溺れていく。
輝かしい未来を嘱望され、エリート軍人としての道を歩んできたヴィロンスキーにとっても、
政界の重鎮である人物の妻との禁断の恋は決して許されぬものであり、貴族社会からの逸脱を意味するものであった。
しかし二人にとって、もはや、この恋を失って生きていくことは不可能だった。人生でただひとつ見出した光…。
自らの心に忠実に、愛を貫き、ただ愛に生きようとした二人が、その終着駅で見つけたものとは……。
◎Contents
■公演映像
■特典映像
・稽古風景
◎主な出演者(公演プログラム記載順)
美弥るりか・海乃美月・月城かなと
(専科)五峰亜季・美穂圭子
月組/宝塚バウホール
収録日:2019年1月24日/収録時間:約155分