自由と法の対立というテーマ性をもったシラーの戯曲処女作「群盗」を愛と青春の物語としてドラマティックかつロマンティックに描く。
宙組シアター・ドラマシティ公演
■ミュージカル『群盗-Die Rauber-』
―フリードリッヒ・フォン・シラー作「群盗」より―
脚本・演出:小柳奈穂子
◎Topix
1781年に出版され、翌年に舞台化されたシラーの戯曲処女作「群盗」は、
18世紀ドイツの文学運動シュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)の代表作のひとつであり、
ヴェルディ作曲によるオペラ化や、日本でも幾度も翻案されるなど、後世に様々な影響を与えた名作。
自由と法の対立という現代にも通じるテーマ性を持ったこの作品を、
宝塚歌劇版では、愛と青春の物語としてドラマティックかつロマンティックに描き上げる。
○Story
18世紀のドイツ。
貴族から金品を奪い、貧しい人々を救う群盗の一団が暗躍していた。
その首領カールは実はモール伯爵の嫡子であったが、自分の地位と恋人アマーリアを狙う異母弟の策略により、
留学中に父から理不尽に勘当されたことで人生に絶望し、仲間に祭り上げられるまま義賊の首領となったのだった。
一同は封建制度の残るドイツで自由と理想を求めて立ち上がる。
だが、それは引き返せない破滅への道でもあった・・・
◎Contents
■公演映像
■特典映像(稽古風景)
◎Cast
芹香斗亜・天彩峰里 他
宙組/シアター・ドラマシティ
収録日:2019年2月16日/収録時間:約160分