19世紀末、清朝末期の中国・紫禁城を舞台に繰り広げられる浅田次郎の大ベストセラー小説「蒼穹の昴」の初の舞台化に、宝塚歌劇が壮大なスケールで挑みます。
■雪組宝塚大劇場公演
グランドミュージカル
『蒼穹の昴』
〜浅田次郎作「蒼穹の昴」(講談社文庫)より〜
脚本・演出/原田 諒
□Story□
『蒼穹の昴』
「汝は学問を磨き知を広め、帝を扶翼し奉る重き宿命を負うておる」──。
梁家屯の地主の次男・梁文秀(リァン・ウェンシウ)は、韃靼の老占い師から受けた予言をふと頭に浮かべていた。
果たして自分にそのような才覚があるものなのか・・・。
程なくして熾烈な科挙の試験に首席で合格した文秀は、清国の政治の中枢へと否が応でもその身を置くこととなる。
光緒帝に仕え、改革派の俊英として名を馳せる文秀と、かつて義兄弟の契りを交わした極貧の少年がいた。
その名は李春児(リィ・チュンル)。
彼もまた、老占い師から告げられた「その手にあまねく財宝を手にするだろう」という言葉に夢を託し、妹・玲玲(リンリン)を故郷に残し都へ上る。
やがて宦官となった春児は、紫禁城に君臨する西太后の側近へと昇りつめてゆく。
落日の清国。
その分割を狙い、列強の西洋諸国が虎視眈々と迫る中、文秀たちは紫禁城に渦巻く権力への野望と憂国の熱き思いに翻弄されることになる。
□収録内容□
○公演映像
○特典映像(Special Movie@稽古場)
○スターアングル
16ページカラーブックレット付き
※映像及び音楽の割愛、差し替え等はございません。
脚本・演出:原田 諒
◎主な出演者(公演プログラム記載順)
彩風咲奈・朝月希和・朝美絢・和希そら・縣千・奏乃はると・千風カレン
(専科)京三紗・汝鳥伶・一樹千尋・夏美よう・悠真倫・凪七瑠海
雪組/宝塚大劇場
収録日:2022年10月14日/収録時間:約170分(予定)+スターアングル