詐欺師でありながらも純真な心を持つ青年ディミトリと、アナスタシアによく似た記憶喪失の娘アーニャが繰り広げる愛と冒険の物語。
■宙組宝塚大劇場公演 三井住友カード ミュージカル『アナスタシア』ANASTASIA THE MUSICAL
TAKARAZUKA REVUE COMPANY presents in special collaboration with Stage Entertainment Productions, Tom Kirdahy and Hunter Arnold
Book:TERRENCE McNALLY
Music:STEPHEN FLAHERTY
Lyrics:LYNN AHRENS
Inspired by the Twentieth Century Fox Motion Picture by special arrangement with Buena Vista Theatrical
From the play by Marcelle Maurette as adapted by Guy Bolton
潤色・演出/稲葉 太地
Exclusive Representation in Japan By BROADWAY ASIA COMPANY,LLC www.broadwayasia.com
Commissioned by Dmitry Bogachev
Original Broadway Producers: Stage Entertainment, Bill Taylor, Tom Kirdahy, Hunter Arnold
◎Topix
ロシア革命で殺害された皇帝一家の末娘アナスタシアが、密かに難を逃れて生きていたという「アナスタシア伝説」にもとづいたロマンティックな作品。
詐欺師でありながらも純真な心を持つ青年ディミトリと、アナスタシアによく似た記憶喪失の娘アーニャが繰り広げる愛と冒険の物語。
2017年の初演から2019年3月までブロードウェイでロングラン上演された後、世界各国で上演されてきた話題作が、ついに宝塚歌劇版として登場。
宝塚歌劇での上演にあたり、ブロードウェイのクリエイティブスタッフによる、真風涼帆演じるディミトリ役への新たな楽曲提供も話題。
◎Story
20世紀初頭のロシア、サンクトペテルブルク。
ある冬の夜、ロシア帝国皇帝ニコライII世の末娘アナスタシアは、大好きな祖母であるマリア皇太后から小さなオルゴールを手渡される。
“このオルゴールから流れる音を聞いたら私を思い出して…”。
皇太后はそう言い残し、パリに移住する。
時は流れ、17歳の美しいプリンセスへと成長したアナスタシア。
しかし、王宮での舞踏会の最中、ボリシェヴィキの攻撃を受け一家は死亡、ロマノフの栄華は終焉を迎えるのだった。
ロシア革命から10年の時が過ぎたが、サンクトペテルブルクは未だ混乱の中にあった。
皇帝一家の中でアナスタシアだけが生き残ったのではないか・・・街にはそんな噂が広がっていた。
そんな混沌とした世の中を、悪事に手を染めながらも生き延びてきた詐欺師のディミトリは、
アナスタシアを探し出した者に皇太后から莫大な報奨金が支払われるという話を耳にし、大掛かりな計画を企てる。
アナスタシアに似た人物を探し出し、報奨金を騙し取ろうというのだ。
そんな時、出国許可証を手に入れたいと一人の娘がディミトリを訪ねてやってくる。
彼女には幼い頃の記憶がなく、“アーニャ”という名前すらも、病院で付けてもらったものだという。
“パリで誰かが私を待っている…”
そう語る娘に興味を抱いたディミトリは、彼女をアナスタシアに仕立てようと決めるのだった――。
◎Cast
真風涼帆・星風まどか・芹香斗亜・桜木みなと・寿つかさ・美風舞良 他
宙組/宝塚大劇場
収録日:2020年11月20日/収録時間:約150分