2002年の第1回から、ルガーノ・フェスティヴァルの中でも最も注目を浴び、意義あるプロジェクトとなっていたマルタ・アルゲリッチによる“若手音楽家育成のための”プロジェクト。最後の年の記録。プログラムの中には、アルゲリッチの伴奏によるチェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)のコンサートやアルゲリッチ自身2度目の演奏となる「夜のガスパール」を披露するほか、例年の顔ぶれであるミッシャ・マイスキー(チェロ)、スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)、イヴリー・ギトリス(ヴァイオリン)らの世界的な演奏家たちも名前を連ねている。 (C)RS