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オリジナルの「ドイツ・オペラ序曲集」に2曲のヨハン・シュトラウス作品を加えた全8曲の小品を復刻。
新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化し最新復刻。新規解説付。世界初SACD化
1960年に都度収録されたオリジナルのアルバム「ドイツ・オペラ序曲集」の6曲に加え、翌年録音のヨハン・シュトラウス作品2曲を新規でカップリング。ウェーバーは特に作品を知り尽くしたクレンペラーによる充実した響き。圧倒的な演奏です。一方、ウィンナ・ワルツ含む2曲は小品ながらも大曲と錯覚するかのようなユニークさがあり、これもまた興味深い録音。今回、新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。世界初SACD化。
この「ドイツ・オペラ序曲集&ワルツ」は1960年に収録されたオリジナルリリースの各オペラ序曲等の6曲に、翌年録音のヨハン・シュトラウス作品を2曲収録しました。これらのシュトラウス作品は元々前述のワイルが入ったアルバムに収録されていた曲で、今回はカップリングを変えての復刻となります(本来ここに「ウィーン気質」を入れる予定でしたが、収録時間の関係で今回は割愛しています)。「ドイツ・オペラ序曲集」のうち、特にウェーバーは作品を知り尽くしたクレンペラーならではの充実した響きがあり、圧倒的な演奏です。一方、ウィンナ・ワルツ含む2曲は小品ながらも大曲と錯覚するかのようなユニークさも含めて曲の奥深さを感じさせます。いずれの小品も綿密に構築されているのは大曲と同じですので、聴き終わった後の充実度は引けを取りません。音質はこちらも充実しており、セパレーションも良好で見通しも良いため、オーディオ的な満足度も高いと思います。
音質的には今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、従来を超える192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行いました。そのためか、今回の音質は緻密さと幅広いレンジ感、近接感をより獲得しており、リアルになった音質で最上の演奏をお楽しみいただけます。一部にはノイズ等も散見されますが、今回もオリジナルを尊重し、バランスを含め、あくまで最小限の範囲で音楽的なマスタリングを目指しました。尚、解説書には川瀬昇氏による新規文章を掲載しています。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。
※SACDハイブリッド盤。限定盤(TOWER RECORDS Definition Series)
※世界初SACD化
※豪華デジパック仕様。クレンペラー年表付(別添付)
※2020年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)。マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書に他のオリジナル・ジャケット・デザインも一部使用)
※解説:川瀬昇氏(新規解説)、解説書合計10ページ
【演奏】
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
【録音】
4-6.V.(1,3), 28. IX(2), 27. IX(4), 27,29. IX(5), 29. IX(6), 1960.30.X & 2.XII (7), 20. X(8, 9), 1961 Kingsway Hall, London
【Original Recordings】
Producer: Walter Legge, Walter Jellinek(7)
Balance engineer: Douglas Larter
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)