ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集

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エイドリアン・ボールト

ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集|エイドリアン・ボールト|TDSA-225

ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集

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エイドリアン・ボールト

  • 会員様web価格
    11,220円(税込)送料無料
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    113 円分ポイント
  • 発売日
    2022年05月29日
  • TDSA-225
  • タワーレコード
  • ジャンル:交響曲

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商品の特長

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ヴォーン・ウィリアムズ生誕150年記念。原点と言える存在、ボールトが旧EMIに残したバイブル的な交響曲全集を、満を持して高音質化!新規で本国アナログ・マスターテープより復刻。新規解説付。世界初SACD化!シリアル・ナンバー付、800セット限定盤

生前のヴォーン・ウィリアムズから最も信頼を得ていた指揮者、ボールトによる2回目の交響曲全集が遂にSACD化!9曲のうち3曲を初演し、生涯にわたって取り上げてきた成果がこの交響曲全集に結実しています。英国の風土を超えた普遍性を持ち、20世紀を代表する交響曲群のひとつであるこれらの曲はそれぞれが変化に富んでおり、高音質化に相応しい作品です。尚且つ、数多くの録音の中でもひときわ輝く圧倒的な名盤!本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。藤野竣介氏による充実した新規解説付。永久保存盤です。世界初SACD化。800セット限定のシリアル・ナンバー付。

今年(2022年)に生誕150年を迎えたヴォーン・ウィリアムズ作品のなかから、珠玉の名盤であり、まさに原点とも言える存在のボールト2回目の交響曲全集(全9曲)をリリース。ボールトも生涯にわたって英国の近現代作品の紹介に努めたことは承知の事実ですが、中でもヴォーン・ウィリアムズ作品は特別でした。最初の交響曲である「海の交響曲(第1番)」の初演に立ち合い、再演の際には演奏にも参加し、指揮者となってからは3曲の交響曲(田園、第4番、第6番)を含む複数の作品の初演も行っています。以降も作曲者と二人三脚と言える位、共に歩んだことは音楽史的にも良く知られており、DECCAとの1回目の交響曲全集(8曲)以外にもライヴ含め多くの演奏を行い、録音も残しました。いずれも最も作品に寄り添った解釈として第一義的な意味を持ちます。ヴォーン・ウィリアムズの交響曲は伝統的な様式でありながらもそれぞれが自由に発想されており、千差万別で表現の幅やダイナミックレンジが広いため、高音質音源としても実は大変魅力的。これだけの名盤でありながらSACD化は行われていませんでしたので、今回は満を持しての復刻となります。

ボールトは1952年から56年にかけてDECCAレーベルにロンドン・フィルと交響曲全集の録音を行いました。当時、南極交響曲までを収録する予定であったこの全集録音は、第8番が発表されると追加で収録を行いましたが、結局1958年に初演された第9番は含まれませんでした(後にEVERESTレーベルにステレオで録音(1958年)あり)。その後の基準盤となったこの1回目の全集は多分にDECCAの録音の特筆が良く表れているとは言え、モノラル録音ながらも後のEMI盤と比較して躍動感や派手さもあり、作曲者が生きていた当時の様相を良く伝えてくれます。そして1回目の録音が完成してから約10年後に、いよいよ完成形とも言えるEMIでのステレオ録音がスタートしました。この2回目の全集録音は1967年2月にまず第6番から行われ、翌年1月と2月に第4番、続いて「田園交響曲」が収録されました。まさにボールトが初演した3曲からスタートしたのは理由があったのかも知れません(初演時のオーケストラは第4番がBBC交響楽団、他はロンドン・フィル)。これら3曲のみは当時それほど客演が多い訳ではなかったニュー・フィルハーモニア管弦楽団との録音でしたが(他に1966年録音の4回目の「惑星」もあり)、以降は親密な関係にあったロンドン・フィルが全ての収録を担当することになります。尚、この経緯は未だに不明なようです(今回の解説書内に藤野氏による詳細文章もあります)。その後は1968年9月に「海の交響曲」が収録されてからは翌年までにほぼ録音を終え、残った「ロンドン交響曲」が1971年3月に収録されて全集が完成しました。驚くべきは全集スタート時のボールトの年齢で、77歳から全集をスタートさせ、82歳になる1ヵ月前に終了したことになります。これだけ変化に富んだ曲目をセッションで収録する気力、体力は相当なものと思われますが、取組む必要がある"特別な"想いがあったことは確かでしょう。老成した演奏との評価は必ずしも当てはまるとは言い難く、むしろ後世への遺産として、生涯をかけた一大事業の集大成的な意味合いが強いと思われます。ヴォーン・ウィリアムズ演奏の規範として、今後も聴き継がれていく歴史的な名盤であることには違いありません。そして音質に関しては、今回も本国のオリジナルのアナログ・マスターテープの保存状態が良好であったため、概ね素晴らしい音質で再現することができました。
最新の高音質化によって、当時の雰囲気をもそのまま伝えてくれる貴重な音源となりました。

今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行っています。マスターは総じて整ったバランスであり、経年変化も少ない状態でした。そのため、極力オリジナルのバランスを重視し、音楽的な観点でのマスタリングを心掛けました。それにより楽器の距離感や奥行きなど見通しが良くなり、さらに定位が向上したことでストレスなく最上の演奏をお楽しみいただけます。尚、解説書には藤野竣介氏による新規解説を掲載しました。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。

※SACDハイブリッド盤。限定盤(TOWER RECORDS Definition Series)
※世界初SACD化
※歌詞対訳付(1)
※限定800セット。豪華デジパック仕様
※シリアル・ナンバー付(シリアル・アンバーは、本体箱の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※2022年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング) 。マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書内に他の各オリジナル・ジャケット・デザインを一部使用)
※解説:藤野竣介氏(新規解説。曲目解説付)、解説書合計40ページ


【演奏】
シェイラ・アームストロング(ソプラノ)、
ジョン・キャロル・ケイス(バリトン)、
ロンドン・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:フレデリック・ジャクソン) (以上1)
マーガレット・プライス(ソプラノ) (3)
ノーマ・バロウズ(ソプラノ)、
ロンドン・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:ジョン・オールディス) (以上8)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (3-5)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (1,2,6-9)
サー・エイドリアン・ボールト(指揮)

【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)


収録情報

レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲全集
<DISC1>
1. 海の交響曲(交響曲 第1番)
(ウォルト・ホイットマンの詩によるソプラノ、バリトン、合唱とオーケストラのための)
Recorded:23-26.IX.1968, Kingsway Hall, London
Producer:Christopher Bishop、 Balance engineer:Robert Gooch
<DISC2>
2. ロンドン交響曲(交響曲 第2番)
3. 田園交響曲(交響曲 第3番)
Recorded:1-2.III.1971(2),14-15.II.1968(3), Kingsway Hall, London
Producer:Christopher Bishop、 Balance engineer:Christopher Parker
<DISC3>
4. 交響曲 第4番 ヘ短調
5. 交響曲 第6番 ホ短調
Recorded:22-23.I&12.II.1968(4 ), 27.II.&1.III.1967 (5),
No1 Studio ,Abbey Road, London
Producer:Christopher Bishop、Balance engineer:Christopher Parker(4), Neville Boyling (5)
<DISC4>
6. 交響曲 第5番 ニ長調
7. 交響曲 第9番 ホ短調
Recorded:1-3.IV.1969, Wembley Town Hall, London(6)
Recorded:18,22&23.XII.1969, Kingsway Hall, London(7)
Producer:Christopher Bishop、Balance engineer:Christopher Parker(6), Robert Gooch(7)
<DISC5>
8. 南極交響曲(交響曲 第7番)
9. 交響曲 第8番 ニ短調
Recorded:18.19&21.XI.1969(8), 25.IX,23.XII&26.III, 1969(9), Kingsway Hall, London
Producer:Christopher Bishop、 Balance engineer:Christopher Parker(8), Robert Gooch(9)

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