以前エラートから発売が告知されながらも中止となりファンを落胆させたあの『ペトルーシュカ』が正式初発売。
レーピンと共演のスヴェトラーノフ自作自演の『詩曲』も収録!スヴェトラーノフ財団公認・原盤権所有の、フランス放送収録のオリジナル・マスターテープより、Art et Son Studio, Annecy による2022年リマスター音源使用。
2006年にエラートより発売告知され、スヴェトラーノフ財団とフランス放送より権利が得られず発売直前に販売中止となった音源の『ペトルーシュカ』。一部の商品が回収されず販売されてしまい、聴いたリスナーからは「各楽器の表現力のすごさ、音のひとつひとつに命がこもった鳥肌もの」とも絶賛された名演です。
重量級の豪快なサウンド、テンポの遅さとあまりにも強烈な野性的な表現での怖いほどの迫力は、多くの演奏とも異なる個性的な演奏で、聴き手を説得せずにはおかない度肝を抜かれるものです。
スヴェトラーノフ作曲の「詩曲」は、レーピンがヴァイオリン・ソロを受け持ち、愁いを秘めた美しいメロディーが折り重なるように現れるあたりも、見事な表現で演奏されています。
今回の正式初発売のために、スヴェトラーノフ財団公認・原盤権所有の、フランス放送収録のオリジナル・マスターテープより、Art et Son Studio, Annecy による2022年最新リマスター音源を使用。録音時の音割れ歪みが修正され、さらなる定位と音場の広がり感あるライヴの音が再現されるようなリマスターが行われております。
※ ライヴ録音のため、演奏者の足音などのノイズが収録されております。
[演奏]
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
ワディム・レーピン(ヴァイオリン:2)
【録音】
1999年3月20日、パリ、サル・プレイエルでのライヴ(1:デジタル録音)
2001年4月27日、パリ、メゾン・ド・ラ・ラジオ、サル・オリヴィエ・メシアンでのライヴ(2:デジタル録音)
【音源】
オリジナル・マスターテープより、Art et Son Studio, Annecy による、2022年最新リマスター音源使用