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アレクサンドル・タローが、60年以上にわたる映画の歴史から約50曲の有名な映画音楽を選曲し、映画音楽に思いを寄せ演奏したアルバム
アレクサンドル・タローと映画音楽の関係は深く、また幅広いものです。この2枚組のアルバム「CINEMA」では、フランス、イタリア、アメリカ、日本、ポーランド、ルーマニア、レバノンの作曲家による、60年以上にわたる映画の歴史から約50曲の有名な映画音楽を取り上げています。その中には、ミシェル・ルグラン、ジョン・ウィリアムズ、エンニオ・モリコーネ、フランシス・レイ、マーヴィン・ハムリッシュ、ニーノ・ロータ、フィリップ・グラスなどが含まれています。このアルバムは、ピアノとオーケストラのための曲、ピアノソロのための曲、そのほとんどがオリジナルバージョンで、「映画と同じようにスリリングな音の世界を創り出している」とタローは語っています。さらにタローのスター的なパートナーが参加することによってさらに強化されています。アントニオ・パッパーノ(指揮)ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、歌手のヴァネッサ・パラディ、カメリア・ジョルダナ、サドゥヴィエル、クラリネットのミシェル・ポルタル、ヴァイオリンのネマニャ・ラドゥロヴィッチがゲスト参加しています。
『子供の頃、私は怠け者で、ピアノの勉強をさっさと終わらせ、5歳の頃から、祖父母の家でテレビから流れてくる映画音楽など、身近にある音楽を即興で演奏して楽しんでいました。若い頃、無声映画の生伴奏をたくさん演奏しました。無声映画では、観客に気づかれないようにずっと演奏していなければならないので、邪魔にならないような音楽を考える方法を学びました。また、あるシークエンスを誇張して、登場人物の好感度を上げたり下げたり、観客を笑わせたり泣かせたりしなければならない。このような経験から、私は映画音楽とは何かということをより深く理解することができるようになりました。またミシェル・ルグランとの出会いもきっかけになり、彼は、私が2012年に日本で初演した「イエントル・メドレー」を含むいくつかの楽譜を送ってくれたりしました』と、このアルバムについて語っています
【収録予定曲】
《CD 1 - Piano & Orchestra》
ミシェル・ルグラン
1. コンチェルティーノ『おもいでの夏』
ジョン・ウィリアムズ
2. 映画『E.T.』より「オーバー・ザ・ムーン」
フィリップ・サルド(ドミトリー・ソードプラットフ編)
3. 映画『すぎ去りし日の…』
クロード・ボリング
4. 映画『ボルサリーノ』
ジョルジュ・ドルリュー
5. 映画『軽蔑』
ヴォイチェフ・キラール
6. 映画『王と鳥』
ミシェル・ルグラン
7. 映画『華麗なる賭け』より「ヒズ・アイズ・ハー・アイズ」
エンニオ・モリコーネ & アンドレア・モリコーネ(レイチェル・ベルリン編)
8. 映画『ニュー・シネマ・パラダイス』
9. 映画『城の生活』
10. 映画『あの愛をふたたび』より「恋の終わりのコンチェルト」
作者不詳(ピアノ編:アレクサンドル・タロー、弦楽編:ドミトリー・ソードプラットフ)
11. 映画『禁じられた遊び』
ヴラディーミル・コスマ
12. 映画『エースの中のエース』
ミシェル・ルグラン(ドミトリー・ソードプラットフ編)
13. 映画『華麗なる賭け』より「ヒズ・アイズ、ハー・アイズ」
ヴラディーミル・コスマ
14. 映画『Un Elephant ca trompe enormement』より「Chere Marylin」
ヴラディーミル・コスマ
15. 映画『Le Grand blond avec une chaussure noire』より「Sirba」
カブリエル・ヤレド
16. 映画『愛人/ラマン』
ミシェル・ルグラン(アレクサンドル・タロー編)
17. 映画『ロシュフォールの恋人たち』より「Concert」
マーヴィン・ハムリッシュ
18. 映画『追憶』
ジョン・ウィリアムズ
19. 映画『サブリナ』
坂本龍一(アレクサンドル・タロー編)
20. 映画『ハイヒール』よりメインテーマ
フランシス・レイ(アレクサンドル・タロー編)
21. 映画『続エマニエル夫人』よりテーマ
エンニオ・モリコーネ & マリア・トラヴィア
22. 映画『蒼い本能』より「彼女の瞳の色」
フィリップ・サルド
23. 映画『猫』よりメインテーマ
《CD 2 - Piano Solo & Guests》
ジャスティン・ハーウィッツ
1. 映画『ラ・ラ・ランド』より「ミアとセバスチャンのテーマ」
ヴラディーミル・コスマ
2. 映画『キュリー夫妻 その愛と情熱』より
ヤン・ティルセン
3. 映画『アメリ』より「アメリのワルツ」
ニーノ・ロータ
4. 映画『8 1/2』よりテーマ
ジョン・ウィリアムズ
5. 映画『シンドラーのリスト』よりメインテーマ
ニーノ・ロータ
6. 映画『山猫』より「別れのワルツ」
ニーノ・ロータ
7. 映画『ゴッドファーザー』より「愛のテーマ」
カルロス・ダレッシオ
8. 映画『インディア・ソング』
ヴラディーミル・コスマ
9. 映画『Un Elephant ca trompe enormement』より「Ballade de lelephant」
ニーノ・ロータ(ニコラ・スカルディッチョ編)
10. 映画『カビリアの夜』より「L’Illusionista」
ミシェル・ルグラン
11. 映画『愛のイエントル』よりイエントル・メドレー
12. 映画『すぎ去りし日の…』より「エレーヌの歌」
フィリップ・サルド
13. 映画『ボー・ペール』より「ボー・ペール」
ヴラディーミル・コスマ
14. 映画『ディーバ』より「プロムナード・センチメンタル」
ジャン・ヴィエネル(ミシェル・ルグラン編)
15. 映画『現金に手を出すな』より「Le Grisbi」
エンニオ・モリコーネ
16. 映画『華麗なる女銀行家』より「Dedica」
坂本龍一
17. 映画『戦場のメリークリスマス』よりメインテーマ
ジョン・ウィリアムズ
18. 映画『スター・ウォーズ』より「フォースのテーマ」
フィリップ・グラス
19. 映画『めぐりあう時間たち』より「ポエット・アクツ」
ジャスティン・ハーウィッツ
20. 映画『ファースト・マン』より「隔離」
ヴラディーミル・コスマ
21. 映画『Montparnasse-Pondichery』より「Tendre comme le souvenir」
フィリップ・ロンビ(ピアノ編:フィリップ・ロンビ)
22. 映画『戦場のアリア』より「親交の賛歌」
ジャン・ヴィエネル
23. 映画『Lettres d’amour en Somalie』
ステファン・グラッペリ
24. 映画『バルスーズ』より「ロ―ルス」
フィリップ・サルド(アレクサンドル・タロー編)
25. 映画『愛人関係』よりメインテーマ
ヴラディーミル・コスマ
26. 映画『ナチスの亡霊』よりメインテーマ
エンニオ・モリコーネ
27. 映画『Gente di rispetto』よりメインテーマ
ニーノ・ロータ
28. 映画『若者のすべて』より「ロッコの恋」
【演奏】
アレクサンドル・タロー(ピアノ)
フェイヴァリッテ・パリジネンス-tracks CD1:4, 21
レ・トリーユ・ドゥ・ディアブル-track CD1: 20
カメリア・ジョルダナ(歌)-track CD2:12
ヴァネッサ・パラディ(歌)-track CD2:8
サビーヌ・ドゥヴィエル(ソプラノ)-track CD2:20
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)- track CD2:16
ミシェル・ポルタル(クラリネット)- track CD2:24
バティスト・ドルト- CD2:24
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団- tracks CD1:1-3, 5-19, 22-23
アントニオ・パッパーノ(指揮)-tracks CD1:1-3, 5-19, 22-23
【録音】
2022年1月1-3日、2月12-13日、4月21日、パリ、Riffx 1 (下記トラック以外)
2022年3月9-11 & 20日、ローマ、オーディトリウム・パルコ・デ・ラ・ムジカ(tracks CD1:1-3, 5-19, 22-23)