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2020年リリースの《エモーションズ》に続く、チェロのためのアレンジのクラシック、映画音楽、シャンソンの名曲で綴る美しく壮観な演奏
ゴーティエ・カピュソンがチェロに触れ始めてから現在にいたるまで常に弾き続けてきた作品ばかりを収録した《Intuition》《Emotions》の2つのアルバムで、彼はクラシックや有名なメロディを持つポピュラー曲という挑戦的な選曲と編曲によって、チェロとしてのアルバムの価値を高めた結果、フランスだけでなくヨーロッパ中でベストセラーとなりました。
このアルバム《Sensations》でも、スタイルやジャンルが互いに異なる曲の数々を探求し、直感的に感じたそのものをチェロを通じて、リスナーに歌いかけます。音の響きの豊かさ、音の美しさはもちろんのこと、チェロとは思えない高質で豊かな演奏、格別なフレーズの歌い方の大きさは、クラシックの演奏家という既成のイメージの枠を超えています。チェロは本当に間違いなく、異なる世界をまたいで探求するのに非常に適した旋律楽器であることを認識させられます。
交響曲からオペラ、映画音楽やシャンソンに至るまでのさまざまな音楽をチェロ用に編曲を担当したのは、ゴーティエ・カピュソンの大の友人でピアニストでもあるジェローム・デュクロ。そしてブルターニュ国立管弦楽団を率いる若き女性指揮者ヨハンナ・マラングレ、ゴーティエ・カピュソンのマスタークラスの若く才能豊かな6人のチェリストたち。2021年に数多くの新人賞を受賞したソプラノのファトマ・サイード。クラシックとジャズのトランペットで活躍するルシエンヌもゲスト参加しています。
【演奏】
ゴーティエ・カピュソン[チェロ]
ジェローム・デュクロ[ピアノ:1-4, 6,7, 9,10,12,14,16,18-20]
ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ[トランペット:6]
ファトマ・サイード[ソプラノ:11]
ゴーティエ・カピュソン・クラス・チェリスト[11,14,20]
Anouchka Hack, Julia Hagen, Charles Hervet
Aurelien Pascal, Caroline Sypniewski, Jeein You
ヨハンナ・マラングレ(指揮)ブルターニュ国立管弦楽団[1-10, 13- 15-17]
ジェローム・デュクロ[編曲:5,10,11,14,20以外]
【録音】
2021年11月11-14日、フランス、レンヌ、ジャコバン修道院コンヴェンション・センター
2021年5月25-28日、フランス、アラス、ソシエテジェネラル・オーディトリウム