興味深く貴重なプログラム、30年振りの復刻
1993年に福田進一と小林道夫によってレコーディングされた、ギターと鍵盤楽器のための貴重な作品集(かつてAEOLUSレーベルより発売)が、再編集、リマスタリングを施され、30年振りに復刻。
19世紀に製作されたラコートなど3つのギターに、チェンバロあるいはフォルテピアノを、作品ごとに組合せを変え演奏するといった凝った仕立て。名手二人が繰り広げる丁々発止のアンサンブルは、普遍的な斬新さを持ち、力強い。
プログラム、楽器編成、そして、ギターと鍵盤楽器双方のスペシャリストが揃うという、千載一遇の録音といえます。
【演奏】
福田進一 (ギター & 19Cギター)
小林道夫 (チェンバロ & フォルテピアノ)
【使用楽器】
[1]-[3] Guitar : Robert Bouchet, Paris 1966
Harpsichord : von Nagel, Paris 1991, after Blanchet 1730
[4]-[6] Guitar : Rene Lacote, Paris 1823
Harpsichord : von Nagel, Paris 1991, after Blanchet 1730
[7]-[14] Guitar : Rene Lacote, Paris 1840〜50
Fortepiano : Benjamin Teichmann, Vienna ca 1830