レコード界における長い沈黙を破って1988年に登場し、世界中から歓呼をもって迎えられたゲルバーのベートーヴェン・チクルス。第1作は、仏ADFディスク大賞に輝き、ニューヨーク・タイムズ紙の1989年最優秀録音のひとつに選ばれました。往年の巨匠を受け継ぐスケールの大きい造形美、その中で情熱、叙情、幻想といったベートーヴェンに求められるものが深く崇高に弾きこまれた、ベートーヴェン演奏のひとつの到達点です。「レコード芸術」推薦盤、ADFディスク大賞、ニューヨークタイムズ1989年最優秀録音
ブルーノ=レオナルド・ゲルバー(ピアノ)
【録音年、収録場所】1987年7月29〜30日、パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会