通常盤
鬼束ちひろ 8th Album『HYSTERIA』
近年発掘されたデビュー前後に弾き語り録音されたデモテープ。
それは当時書き溜めていながら形にならなかった数多の楽曲たち。
今作はそこから厳選されたメロディーに現在の彼女が新たに歌詞を乗せるという新たな試みで完成された全10曲が収録される。
本来言葉とメロディーを同時に紡ぎ出す彼女の作風とはまた一味違う、
20年の時を経て過去の鬼束ちひろと現在の鬼束ちひろが鏡合わせのように対峙して生まれた、
デビュー20周年に相応しいコンセプチュアルでメモリアルな作品が誕生した。
サウンドプロデューサーには
ドラマ「ポルノグラファー〜インディゴの気分〜」の主題歌として話題となった「End of the world」で
新しい鬼束ワールドを創り出した気鋭の音楽家、兼松衆を起用。
新しくもどこか懐かしい。鬼束ちひろの原点と現在、そしてこれからを感じさせるアルバムとなっている。