【ルビジウム・クロック・カッティング】若々しい青春の息吹と濃密なロマンティシズムが横溢する、マーラーが28歳の時に書いた最初の交響曲第1番は、コンセルトヘボウ管弦楽団との第4番に続く、ショルティにとってマーラー交響曲シリーズの2作目となったアルバムです。
この演奏ではロンドン交響楽団が起用されましたが、ショルティの覇気溢れる清冽な指揮が広く世に認められたことは、その後も引き続いてこのコンビで第2番、第3番、第9番が録音されたことからも明らかです。
録音:1964年1、2月 ロンドン、キングズウェイ・ホール