【ルビジウム・クロック・カッティング】《大地の歌》は管弦楽伴奏の6曲から成る歌曲集ともいえる、東洋的な美と厭世観が漂う作曲家晩年の心境が示された交響曲で、唐詩のドイツ語訳が歌詞に用いられています。ショルティ2度目の録音となったこの一枚は、作曲家ゆかりのコンセルトヘボウ管弦楽団を指揮して円熟した演奏が繰り広げられる、1992年のアムステルダムでの感動的な演奏会のライヴ録音です。リポフシェクとモーザーもニュアンスに富んだ歌唱を聴かせています。
録音:1992年12月 アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホール[ライヴ・レコーディング]