【ルビジウム・クロック・カッティング】力強い生命力を感じさせる、原始主義時代の語法もやや透視できる《3楽章の交響曲》。新古典主義時代の作品のなかでも、最も古典的な書法による作品として知られる交響曲ハ調。合唱と管弦楽が同質の響きをもたらすために対等に扱われる《詩篇交響曲》。ストラヴィンスキーの交響曲を3曲収録した一枚です。音楽監督のポストを勇退した後にショルティがシカゴ交響楽団とともに演奏したもので、彼にとっては3曲とも初録音となります。
録音:1993年11月(1)、1997年3月(2,3) シカゴ、オーケストラ・ホール