【ルビジウム・クロック・カッティング】交響曲的な傾向が色濃い重厚かつ雄大な曲想の大作で技巧的に至難な部分も多い、現代のピアニストにとって最も重要なレパートリーのひとつであるブラームスのピアノ協奏曲第2番。女流ピアニストのバッカウアーがスクロヴァチェフスキとロンドン交響楽団の好サポートを得て、気品と風格に満ちたスケールの大きな演奏を繰り広げています。《パガニーニ変奏曲》とリストの《ハンガリー狂詩曲》、ベートーヴェンのソナタ第9番をカップリング。
録音:1962年7月(1)、1963年7月(4) ロンドン、1963年2月ニューヨーク(2,3)