特典ディスク付き
210万人の胸に届いたロングベストセラーが、奇跡的なキャスト・スタッフでついに映画化。
母と子、父と子、愛と友情、青春の屈託…。あなたにどこか似ている普通の人へ。陰影、優しさ、想いの深さをあまさずくみとる物語。この話は、東京に弾き飛ばされ故郷に戻っていったオトンと、同じようにやってきて帰るところを失ってしまったボクと、そして、一度もそんな幻想を抱いたこともなかったのに、東京に連れてこられて、戻ることも帰ることもできず、東京タワーの麓で眠りについた、ボクの母親の、ちいさな話です。
主人公“ボク”を演じるのはオダギリジョー。つねに新鮮なイメージで変身し続ける彼が、ごく普通の男を静かに演じている。また、物語の真の主役とも言える“オカン”には名女優・樹木希林。個性的な名バイプレーヤーとして活躍してきた彼女が、優しく温かく、たくましくてユーモラスな日本の母を、映画の真ん中に立って堂々と演じている。そのオカンの若き日を、本格的演技は初挑戦の内田也哉子が演じる。母・樹木希林との二人一役も見どころの一つ。さらに、“オトン”には実力派・小林薫、ボクの“彼女”役を平成の本格派女優・松たか子が演じるなど、超豪華キャストが総出演!
[ストーリー]
1960年代、ボクが3歳の頃、オトンの家を出て、オカンはボクを筑豊の実家に連れ帰った。オカンは妹の“ブーブおばさん”の小料理屋を手伝いながら、女手一つでボクを育ててくれた。1980年代、憧れの東京に出て美大生になったボクは、ナウいヤングにもなりきれず、ただ自堕落な日々を送っていた。1990年代、溜まってしまった借金を返すため、何でもかんでも仕事を引き受けているうち、ボクはいつの間にかイラストレーター兼コラムニストとして食えるようになってきた。
「東京に来たらいいやん」。遠慮するオカンをボクは東京に呼び寄せた。15の歳でオカンの元を離れてから15年、ボクとオカンは東京の雑居ビルで、また2人で暮らすことになった…。
リリー・フランキー原作、母と子、父と子、友情など普遍的なテーマを丹念に描き出した「東京タワー、オカンとボクと、時々、オトン」の劇場版がDVD化。“ボク”をオダギリジョー、“オカン”を樹木希林、“オトン”を小林薫が演じている。特典ディスク付きの2枚組。
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制作国: | 日本 |
ディスクタイプ: | 片面2層 |
色彩: | カラー |
映像サイズ: | 16:9 |
映像特典: | 特典ディスク |
その他特典: | フォトブック |
音声仕様: | ステレオ(ドルビーデジタル) |