豊かに見える今の日本社会のひずみを受け、満足な食事をとることのできない子ども達がいることをご存知でしょうか。
そんな子どもたちの拠り所となる“子ども食堂”が、地域の新たなコミュニティの場として全国各地に広がっています。
なぜ今子ども食堂が必要とされているのか…。
そのテーマを子ども視点から描き出したのは、『火垂るの墓』で戦禍のなか精一杯生きる兄妹と向き合った日向寺太郎監督と、2014年『百円の恋』(武正晴監督)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した脚本家の足立紳。
2年に渡る脚本づくりを経て、弱者に不寛容な現代社会でも、子どもの純粋な気持ちは社会を変えることができるかもしれない、という希望が見える作品が誕生しました。
そしてダブル主演の藤本哉汰、鈴木梨央らの瑞々しい姿、ユウトの両親を演じる吉岡秀隆と常盤貴子の温かい眼差しが心を打ちます。
小学5年生の高野ユウトは、食堂を営む両親と妹と健やかな日々を過ごしていた。ある日、ユウトと幼馴染のタカシは河原で父親と車中生活をしている姉妹に出会った。“かわいそう”な姉妹の姿を見かねたユウトは、怪訝な顔をする両親に2人にも食事を出してほしいとお願いをする。数日後、姉妹の父親が2人を置いて失踪し、姉妹は行き場をなくしてしまう。ユウトは、姉妹たちと意外な行動に出始める―。
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制作年: | 2018 |
制作国: | 日本 |
ディスクタイプ: | 片面2層 |
色彩: | カラー |
映像サイズ: | ビスタ、16:9 |
映像特典: | メイキング/舞台挨拶 |
音声仕様: | ステレオ(ドルビーデジタル、日本語) |