SHM-CD
キューバ出身、在NYのピアニストによる2017年リリースのECM3作目。この年ダウンビート誌のピアノ部門でライジング・スターに選出!自身のルーツであるキューバの音楽をテーマにした作品でトランスカルチャーと伝統、そしてキューバ音楽の複雑なタペストリー(聖、俗、儀式的なもの)について語っている。弦楽器、木管楽器、打楽器など総勢10名で奏でる音楽のダイナミズムは多文化の交流を象徴しており、レスポンスの良いピアノと、アフロ・キューバンの音楽史を語る上で欠かせない存在であるロマン・ディアスのヴォーカルとパーカッションが、この作品の中心をなしている。 (C)RS