SHM-CD/ブックレット付
1975年のショパン国際ピアノ・コンクール優勝以来、世界中で演奏活動を展開するツィメルマンは、その比類なきテクニックと作品に対する深い共感に裏付けられた説得力溢れる解釈で、戦後を代表するピアニストの一人に数えられます。クラシック音楽のなかでも屈指の人気曲であるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番では、そうしたツィメルマンのピアニズムが音のひとつひとつに息づいており、小澤征爾とボストン響もソリストの伴奏にとどまらない熱演を聴かせてくれます。2004年度のレコード・アカデミー賞大賞・銀賞を受賞しています。 (C)RS