SHM-CD/ブックレット付
ショスタコーヴィチとともに、20世紀のロシア音楽を代表する作曲家プロコフィエフ。二月革命の直後、プロコフィエフが祖国を離れる直前に書かれた交響曲第1番≪古典交響曲≫は、そのタイトルの通りウィーン古典派の様式に基づいていますが、先鋭的な和声進行や転調も織り交ぜられており、プロコフィエフの初期の代表作に数えられます。ソビエトに帰国後、第二次世界大戦の最中に書かれた交響曲第5番は、プロコフィエフの最高傑作であるとともに、20世紀に書かれた最も優れた交響曲のひとつです。プロコフィエフを得意とするデュトワとモントリオール響による洗練された演奏が光ります。 (C)RS