SHM-CD/紙ジャケット仕様
半世紀に渡る活動を繰り広げたキング・クリムゾン。スタジオ録音作品として最後のアルバムとなったのが2003年発表の本作。オルタナティヴ系バンドからのリスペクトを受け、バンドのサウンドも一層ヘヴィになっていた時期、フリップが提唱した「ヌーヴォ・メタル」路線に乗り制作された作品!「太陽と戦慄」シリーズのパート5にあたり、2014年以降の大編成クリムゾンのツアーでも主要演奏曲として何度も演奏された「レヴェル・ファイヴ」、初期クリムゾンから引き継がれてきたボレロ・モチーフのヘヴィ・トラック「デンジャラス・カーヴス」、ほのぼの系イントロと展開部のギャップが激しい「エレクトリック」、「ディセプション・オブ・スラッシュ」の発展系である「ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ」等のインスト曲と「ヌーヴォ・メタル」路線を開拓したブリューのヴォーカル曲対比も聴きどころ。 (C)RS