SHM-CD/ブックレット付
1963年に48歳の若さでこの世を去ったハンガリーの指揮者フェレンツ・フリッチャイ。ベルリン放送交響楽団のシェフとして数多くの名演を残したフリッチャイですが、同じ西ベルリンのベルリン・フィルの指揮台にもたびたび招かれました。本盤に収められたベートーヴェンの交響曲第9番と≪エグモント≫序曲もそうした両者の共演のひとつで、フリッチャイの理知的な解釈とベルリン・フィルから引き出される緊張感に満ちたサウンドがなにより魅力的です。名バリトンのフィッシャー=ディースカウが参加した唯一の第九セッション録音としても貴重な1枚です。※歌詞対訳は付いておりません。 (C)RS